ぶるんねん文庫

　　　　　　　　★★★★★　　　　　
　嵐・櫻井翔君。此の人は、公表通り、水瓶座の典型。水星も水瓶座。頭良し。

　月と金星が山羊座で、結構、計算高い面がある。野心家だし。

　結婚、遅いタイプかもね。情に流され難いんだよ。

　ただ、笑っちゃったのは、火星が天秤座。実はさあも同じ。

　このタイプは、美的感覚がある様で、ない。スポーツが得意そうで、下手。
　
　折角持ってるエネルギーの、使い所をミスるタイプ。

　今まで、ＶＳとかマネキン５、演出って思ってたけど、案外ガチなの
　　　　　　　　　★★★★★

　　　　Ｔｈｅ　Ｓｏｎｇ　ｏｆ　Ｗｉｎｄ　（２３１）

　「それで、案内の神官は、階段を降りなかったのか。」

　セヴィリスは、やっと得心がいったようだった。

　「それに、血で血を洗う・・・なんて物騒な言葉だろう。」

　「だが、実際そうなろう。ルテシア王が死に、王妃が、

　　報復で殺される。あの王の事だ。

　　無抵抗で黙って死ぬものか。必ず、誰彼を道連れにする。

　　それを憎んで、また血が流れる。・・・そう言う事だ。」

　「憎んで・・・」

　セヴィリスは、俯き込んだ。

　・・・憎悪、憎悪・・・またしても憎しみだ。

　　理不尽な死、見捨てられた悲しみ、己の存在への悔い・・・

　　人は、何故、憎む相手を欲するのか。

　　憎しみから、何が生まれるのだろうか。・・・

　「六神官もまた、マヤリス妃を止めようとしている。

　　王妃が本気で動けば、九峯聖堂は最後の日を

　　迎える事になるだろうから。」

　ネレイド王を擁する、一万を越える、黒尽くめの大軍が、

あらゆるものを揺るがして、近付いて来ていた。

　余りに黒々とした、それは、目にした者を、即座に、地底の黄泉に、

引きずり込まずに置かぬような、禍々しさを感じさせる。

　そして、その先頭で、金房の縁取りも彩な、大国旗を掲げるのは、

近頃、突然台頭してきた、騎士団長、マチアス・メイガンであった。

　
　シド・ジュノス伯爵の陣の、一番後方の天幕で、

オリザ姫とシシィは、特に厳しく大切に、護衛まで置かれて、

匿われる事になったが、それは、ひどく窮屈な状態だった。

　天幕を出ると、必ず、物々しく、兵士が付き従う。

　オリザ姫は、平気だったが、シシィは、早くも根を上げた。

　「こんなん、かなんわ。あんまり窮屈で・・・」

　愚痴っても、オリザ姫にとっては、当たり前すぎるので、

話にならない。その時、俄かに、外が騒がしくなった。

　「どないしたん？」

　天幕から、身を乗り出して、シシィは、早くも

顔見知りになった、兵士の一人を、呼び止めた。

　「バルツァード軍が、自由国境地帯から、ルテシア国境を

　越えたとの事です。率いるは、ミラン・アクティオン新将軍。

　かの者の隊は、人知を超えた怪物が、味方しているゆえ、

　無敵だとの噂で、皆、恐れております。」

　兵士は、言い終わると、シシィの反応を、確かめようとはせず、

持ち場へと走って行った。

　「怪物って、アルフィーニの事やろ？

　　ミランが来たら、何かまずいんかな？」

　オリザ姫は、心あらぬ様子で、天幕の向こうに、じっと視線を据え、

見えぬものを、無理に見ようとするかのように、目を見開いている。

　「オリザ姫？」

　「来たわ・・・黒い・・・霧が。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く
　
　出ました。って言うか、やっと出しました。マチアス・メイガン。松兄だよ～～～

　初めてこの人の名前見た時、こけたな。ウチのオヤジと、同じ字。

　ＭＡＳＡＨＩＲＯ多しと言えども、この字は、意外と少ないと思う。
　　
　しかし、幸か不幸か、字以外、一致点はない。（姓も違う）

　名前自体、画数占いでは、良いんだが、ウチは、姓との相性が悪い。

　松岡君は・・・うん、全部いいね。では、また次回。

　　今日もお越し下さって、ありがとうございました。