2012年04月15日
隠れ庭便り 2

日付からいって、桜でないと、
いけないんだろうけど、



今年の隠れ庭は、まだ咲いてない。



梅が、盛りと咲いてます。

隠れ庭一面、いい香り



桜の蕾は、紅くなって来てます。


The Song of Wind (196)
パストリア軍の撤収後、再入城を果たしたルテシア軍は、
表向きの目的を、それ以上に、果たした事となった。
三王女は、無事に保護され、密かに侵攻してきた、
パストリア軍を、図らずも、撃退する事もできたのだ。
ヘリアンタから、派遣されていた隊長は、これ以上、
今すぐ危険な樹海へ、進軍する必要はあるまいと考え、
太陽宮に報告を送り、ネレイド王の指図を、仰ぐ事にした。
ジャドゥビス達には、ネレイド王のお墨付きがあった。
そのため、正式にディールヴァ城に、客人として迎えられ、
丁重に扱われる事となった。
三王女は、ケルビンの深睡の術により、容易く目覚めぬ
眠りに入っていた。自然に目覚める頃には、恐ろしい怪異も、
変身の衝撃も薄れ、急ぎ駆けつけた、迎えの使者達と、
帰国できる筈であった。
唯一人、浮かぬ顔をしているのは、城主である、
イヴェルト・ペトロスだった。
未開の樹海地帯からとはいえ、自国に隣国軍の侵攻を許し、
奇襲に驚いて、帰城して見れば、城は敵に乗っ取られた後。
しかも、その間、自分は訳も分からず、穴ぼこに落ちており、
たまたま、共に落ちていた魔術師が、立ち直った自軍の前に、
放り出してくれなければ、城の奪還戦にも加われず、
何もかもが、収まってから、地下の石組みを抜けて、
食料庫辺りから、ぬうっと、現れる羽目になる所だったのだ。
その時の、格好悪さを思うと、いても立ってもいられない。
だれも知る者が無ければ、それでも構わないが、
共に地下にいたケルビンが、客人の一行にいるのだ。
そ知らぬ顔で、客間の安楽椅子に、埋まっている魔術師が、
何時、少々(?)無様だった、自分の事を、ばらすかと思うと、
苛立ちが、脳天を突き抜けそうになる。
「イーヴェルは、どうした!?イーヴェルを呼べ!!」
訳も無く、イヴェルトは怒鳴った。
半ば小走りで、蒼ざめたイーヴェルが、息せき切って現れた。
「報告!!留守居の義務だろう!!何をしている!!」
続く
今回から暫く、さあのリベンジコーナーです。





言いたくないけど、高身長、標準以上の顔立ち


その間に、三王女が目覚め、お迎えが参りますから。
では、また次回



脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
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Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(0)
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