2012年03月25日
曲面風景画

この人の絵を見に行った訳です。

ブライアン・ウイリアムズ
曲面風景画家。滋賀県在住。
写真では平面になっちゃいますが。

実物は、奥行き感が違うな。

すうぅっと、風景に吸い込まれていく感じ。
ただ、平山郁夫の後だったから・・・

先に見ればよかったな。



TV大阪の取材で、西川かのこさんが、
リポートしておられました。
The Song of Wind (187)
オリザ姫は、まともな座席もない、荷馬車に揺られながら、
緊張と気疲れの、ないまぜになった、叔母達の表情に、
気を配り続けていた。
セヴィリスは、三王女の引渡しを、ひどく急ぎ、
口を差し挟む余裕が、無かったのだが、オリザ姫の
直感には、引っ掛るものがある。
口数少なく、顔色も冴えない三人は、地下室での、
長い、幽閉生活のせいばかりとは、言えない
何らかの含みが、ありそうだった。
着慣れぬ旅行着も、身にそぐわないし、板切れ一枚の、
座席も、辛いのだろうが、正真正銘、世継ぎ姫である、
オリザ姫が、席を譲って、床に蹲っているのだ。
言ってはならぬと、不快さを、押し殺しているのだろう。
しかし、それ以上に、何かがある。
セヴィリスに、尋ねたかった。ユリシアに相談したかった。
だが、先を急ぐセヴィリスは、必死に、箱馬車を急がせ、
森番は遅れじと、此方も必死に、馬を早足にしている。
ちょっと、待って、と、言いにくい状況だった。
夜明けが迫る頃、馬を休めがてら、小休止を取った時、
やっと、オリザ姫は、疑念を、セヴィリスに話すことが、
出来たのだった。
「黒い霧に、取り憑かれた人を見ると、今までは、
薄っすらとでも、霧そのものが、見えたのだけど、
叔母様達には、もう、それは見えないのに、
見えてる時と、同じくらい、暗く重い感じがするの。
どうなのかしら。叔母様達は、まだ、黒い霧に、
取り憑かれているのかしら?」
セヴィリスは、ふむ、と、唸り、神経を研ぎ澄まして、
王女達の「気」を探った。暗く、重苦しい波動が、
読み取れたが、一方で、これでやっと、怪異から
開放されるという、安堵感も感じ取れた。
「多分、もう、黒い霧の影響は、無いと思うよ。
恐らくファーゴが、直接、陰から手出ししていたから、
あんな恐ろしい変身が起こったんだ。
今は、ファーゴの気配も、完全になくなってる。
大丈夫だよ。」
セヴィリスは、むしろ、周囲に、神経を尖らせていた。
馬を御しながらでは、充分に、結界が張れていない。
逆に、見えぬ闇から迫ってくる、よからぬ策謀が、
ひしひしと感じられる。
「まずいな・・・もう、出発しないと・・・」
しかし森番は、まだ、馬が休まっていないと言う。
あと、数刻頑張ってくれまいか、と、セヴィリスが、
立ち上がった時だった。やはり、それは訪れた。
ざわざわと一行を取り巻く、軽装備の賦役兵の群れ。
ディーレンから徴集され、そのまま町に戻れなくなり、
流浪し始めた人々らしかった。
セヴィリスと森番が、女達を背に庇おうとしたが、
男手は、僅か二人。シシィとオリザ姫が、勇敢にも、
剣を構えたが、ラミア姫達とイーヴェルは、悲鳴を上げて、
立ち竦むばかりだ。乳母に至っては、腰を抜かして、
立ち上がることも出来ぬ。
だが、全くの最悪の事態だけは、避けられそうだった。
殺気立った人々を制して、一人の男が進み出た。
「これなる一行は、もしや、ラゥオールフィア三王女と、
御付きの方々の御一行ではあるまいか?
もし、そうなら、我々がディールヴァ城へ、
ご案内仕りたいが、如何か?」
セヴィリス達は、緊張の中で、事態の推移を図っている。
続く
同行者のオヤジは、この人の風景画は、お気に召したらしい。


仕切りと褒め、

まあ、

風景画が多かったから、うれしかったんだろうな。でも、ヒマラヤの絵を指して、

「これは、マッターホルンか、ユングフラウか」って言ったのには、まいった

さっき、シルクロードの絵を見たばっかりなのに







脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
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Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(0)
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