2011年11月26日
こごま便り 14 お邪魔な電気コード

今まで、自分の座る所と思ってた所に、


どうしていいか分からず、

わざわざ、そこに頭を乗せて寝てた。
それが可笑しくて、ケータイを向けたら、
「?」と、目を開けた。
寝ぼけて、視線が定まってないけど、
機嫌は、よくなさそう。



コードの位置を、変えなくちゃね?
The Song of Wind (145)
「ドリス、私から離れるな。
アネッサは、今の私には直接、手出しできぬ。」
気付くと、アルフィーニの、鉤爪ある手が、
ドリスの体を庇っている。ドリスの意識が戻ったのは、
アルフィーニのお陰だったようだ。
「それに、彼女の狙いは、お前だ。
やはり、ミランは彼女に、拉致されているのだな。
彼女は、お前の事を、初めから知っていたぞ。
聞いただろう。南の城に、美男を捕えていると。
・・・『時無しの回廊』と言うのは、分からぬが・・・
どうやら退屈凌ぎに、お前とミランを操り、
娶わせようと、詰まらぬ事を、思いついたらしい。」
ドリスは、「ミランが『美男』だって?」と、
反論しかけたが、自分を捕えて、ミランと娶わせようと、
していると訊かされ、首から上を、真っ赤に染めた。
「な・・・何を、ふざけた事を!!
ミランと、あ・・・あたしを!?馬鹿馬鹿しい!!」
「その通り、全く馬鹿馬鹿しい。
操らなくとも、いずれ自然にそうなるものを、
わざわざ手出しせずに、おれぬのが、アネッサだ。
どうしても、宇宙の摂理に、係わる振りを、
したくて堪らぬのだ。」
そう言う内にも、ドリスの足元の泥溜りは、次第に
範囲を広げ、床一面が、アルフィーニの周囲を残して、
ぬめぬめと光る、底なし沼の様子を、呈して来ている。
それが、見せ掛けの、偽物で無い証拠に、
泥の面が、壁際に届くと、立ち並んでいた篝火の台が、
ずぶずぶと泥に沈み、暫く、浮いて燃えていた薪も、
濡れて消え、沈んだ。
天井の明かりは、まだある。暗闇にはならぬ。
が、急に光源が減り、翳りが濃くなった。
ドリスは、我知らず、アルフィーニの肩元に、
身を寄せ、そのたてがみを握り締めた。
ホッホッホッ、と、巨大なレリーフが、口だけで笑った。
「愛らしやの。暗いのは、嫌いと見える。
それなら、明かるうして、進ぜようか?」
カッ、と、床が光った。光を発したのではない。
泥水の満ちた床は、あっという間に、磨き上げた、
一枚鏡に変わってしまったのだ。
天井の蝋燭の灯が、きらきらと反射する。
ドリスは、不思議さの余り、一歩を踏み出してしまった。
途端に、鏡の床は、ばたばたと折れて、立ち上がり、
壁と天井を覆いつくした。
石造りの広間は、瞬く間に、無数の鏡の破片で出来た、
球形の部屋に、変化していた。
続く
ミランも、『美男』だって




残る王様と魔術師が、美男かどうか・・・作者の許容範囲としては、美男に入れてますが、
・・・実体三次元モデルが、ですよ。


「時無しの回廊」と言う、私の頭脳の中で、美男美女を操って、人形遊びをするのは、
目茶苦茶、楽しいです。他の、100%オリジナルに比べると、TVに、具体的イメージが、
映るから、セリフ作りも楽だし。





ただ困るのは、TV録画が増えすぎて、消去が間に合わない。

娘のアニメとで、大変な事になってる。残り時間との戦い


週に、バラエティ3本、ドラマ1本、たまに歌番組。



ゲスト出演も外せないし・・・(ミーハーだね)



ディスクに移すのも、大変。BRCDも増えちゃって・・・いい所取りでこの状態


古いのから、消す


では、また次回



脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(0)
│ファンタジー