2011年01月29日
つくりかた その三

今度は


庭の山茶花です。・・・ていうか、前の雪のとき、まだ、つぼみで、

赤くなかったんです。今度は、いい色になったので・・・



でも、赤い花




The Song of Wind (12)
老人は、オリザ姫に近づくと、剣を構えるドリスを
手で簡単に制して、その息の音と、脈を確かめた。
「お若いの、この姫は、魔術で眠らされておる。
術をかけた本人がそこに居るが・・・何とされる?」
ジャドゥビスは、迷った。
「何・・・と言われても、・・・どうしたものか・・・
こやつでなければ、解けぬ術なのか?」
「そうだな、今、わしが解いてしまって、この状況を、
姫に、見せてもよいなら・・・」
「ダルトン!時が移る。一刻も早く、オリザ姫を我が館へ運び、
厳重な結界の下で、術を解きたい。この、若造と、女武者を
何とかしてくれ!」
「なんとか、じゃと?えらく弱気な事を。」
フォッ、フォッ、フォッ、と老人は、口をすぼめて笑った。
そして、連れて来た若者を手招いて、言いつけた。
「セヴィリス、こちらの若君の従者がお二人、藪の中で
迷っておいでだ。近くゆえ、我が庵にお連れせよ。
我等もすぐ参る。」
セヴィリスと呼ばれた若者が去ると、ダルトンは、
意外なことを、ジャドゥビスに言った。
「さて若君、お連れの二人が、追いつかぬのを、
どう思われているかの?」
「それは・・・あの、ドラゴンを、見なかったから・・・」
「そうかな、ケルビン?」
「違う!私はここに降りてすぐ、強力な結界を張ったのに、
この二人は、それを破って侵入して来たのだ!」
結界の中、と聞いて、二人は驚き、初めて武器を下ろした。
「さても、奇怪な事よの。わしでも、相当の気合で、
入って来たのに、何の構えもない者達が、
平気で入り込むとは・・・ しかし、闇の魔人よ、
こうも考えられぬか。この二人もまた、姫と同じく、
何らかの役目を負う力があると・・・どうじゃ。」
ジャドゥビスは、ようやく老人を振り返った。
頭髪はとうに無く、代わりに真っ白な髭が、
顔の下半分を覆っている。歳は七十、いや八十歳か・・・
しかし、杖は歩行の助けではないらしい。
「ダルトン、何か掴んだな?」
ケルビンは、やっと焦りを収めた。
「まだ、確証はないがの。それを今夜、確かめられると思って、
出張ってきたのじゃ。さて、若君。」
急に話を向けられ、ジャドゥビスは慌てた。
「この魔人、決して色恋で、姫さらいをしたのではない。
実は、姫の母国は今、存亡の危機にある。
それを収める力を、姫が持っている、と踏んでの暴挙じゃ。
だが、わしが思うに、そなた等もまた、関わる運命に
あるようじゃ。共に来て、話を聞かぬか?」
どうやら、モーズロードン王の懸念は、当たっているらしかった。
ならば、ジャドゥビスは役目上、行くしかない。
続く

作り方です。

二つに折った、「わ」の方を上にして、写真のように、
直角二等辺三角形の頂点

一針ずつすくいます。糸は、

この花は、六枚花弁

直角二等辺三角形が、6個できてます。


続く

たまに、並べ方変えてみました。

気分転換です。









今日も読んで頂いて、ありがとうございました。
脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(0)
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