2011年01月30日
つくりかた その四
二等辺直角三角形の頂点を、すくって縫ってるので、
糸を引っ張ると、このように、斜辺が丸まって、花びらになります。
3頂点は、中心の一箇所に、集まってきます。
この過程を、数式で表したいって、物理男は思うらしい。
ノート半冊つぶして、正月一杯パソコンと格闘してた。
数式と言うけど、数字なんかなくて、記号ばっかり・・・
そんな事知らなくても、できます。大丈夫
The Song of Wind (13)
大隠者、ジョルジオ・ダルトンの庵に運ばれたオリザ姫は、
深睡の術を解かれ、目を覚ましたものの、ダルトンから、
事のあらましを聞き、失望の余り、わっと泣き出してしまった。
そばに付けられたドリスは閉口した。
「私では、手に負えません。ジャドゥビス様、
何とかしてください。」
張本人のケルビンが、口を開きかけたが、ジャドゥビスは、
ケルビンを部屋から追い出した。先刻、この庵に来るのに、
悠々と、空中飛行する様を見て、油断ならぬ魔人を、
これ以上、姫に近づけぬ方が、賢明と考えたのだ。
「姫、お泣きにならないで。私達は、お国を訪問する、
途上ですから、必ず無事に、お城までお送りします。
ご安心下さい。」
しかし、姫は、ますます激しく泣くばかりである。
扉の向こうで、ケルビンがわめいた。
「馬鹿者共め。姫は、城に帰りたくなくて、泣いてるのだ。
そうでなくて、こんなに易々と、私の手などに乗るものか。」
ドリスがわめき返す。
「黙れ、誘拐犯!我が主を馬鹿者と言ったな!
外へ出ろ!成敗してくれる!!」
「ドリス!」
ジャドゥビスが、慌てて止めた。魔人の言葉に、
聞き捨てならぬ部分があった。
「ケルビン、今、姫は城に帰りたくないのだ、と言ったな。」
どういうことだ。」
「その言葉の通りだ。姫は、城に居辛かったんだ。
だから連れ出して、善後策を相談しようと・・・」
狭い廊下から、扉の向こうに叫ぶケルビンに、
ひたひたと言う、静かな足音が聞こえた。
足音の主は、セヴィリスだった。
「師匠の居間に、皆様の席をお作りしました。どうぞ。」
ケルビンが、静かになったので、ジャドゥビスは扉を開けた。
セヴィリスは、中の三人にも来るように手招いた。
さして広からぬダルトンの居間には、すでに、
ジャドゥビスの従者二人も、通されており、
ケルビンにオリザ姫とドリス、ジャドゥビスが入ると、
非常に狭苦しかったが、さらにダルトンは、セヴィリスにも
同席するように言った。開け放された窓からは、
ドラゴンのアルフィーニが覗き込んでいる。
続く
・・・・・う~ん・・・6人合流しました。
が、王様、どこ行ったんだろ
なんちゃって
大丈夫。ちゃんと、時間表と地図と系図見て、書いてますから。
下書きノート3冊目突入です 。もっとも、1冊目の中ほどに、
最後のシーンができてるんですが・・・去年の夏ごろかな・・・
そんな風に、作ってます。
今日もお読み下さって、ありがとうございました
脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(2)
│ファンタジー
この記事へのコメント
中々の長編で、相当時間も掛かったのでは
それとも、すらすらと出てくるものですか
申し訳ないけれど、私はカタカナの人物名は覚えきれないので少しこんがらかってきています
整理しなくては
ーやま桃ー
それとも、すらすらと出てくるものですか
申し訳ないけれど、私はカタカナの人物名は覚えきれないので少しこんがらかってきています
整理しなくては
ーやま桃ー
Posted by 岳友会BLOG事務局 at 2011年01月30日 17:55
to やま桃さん
私は、韓国、中国、ロシア名が苦手です。だから、韓国ドラマがわからなくなります。チェとか、イとか、ユとか、短すぎて、困ります。日本人も、田中さんと、田上さんと、田川さんが出たら、だめです。それで、長いカタカナ名にしちゃうんだと、思います。
ミリカちゃんは、ず~っと後半活躍してくれます。ノートの、人物表に、
「ミリカ・ルーブラ・・・ヤマモモの意。後半登場」と、メモってあります。
私は、韓国、中国、ロシア名が苦手です。だから、韓国ドラマがわからなくなります。チェとか、イとか、ユとか、短すぎて、困ります。日本人も、田中さんと、田上さんと、田川さんが出たら、だめです。それで、長いカタカナ名にしちゃうんだと、思います。
ミリカちゃんは、ず~っと後半活躍してくれます。ノートの、人物表に、
「ミリカ・ルーブラ・・・ヤマモモの意。後半登場」と、メモってあります。
Posted by さあちゃん at 2011年01月31日 01:37