2013年06月15日
布花への思い

ボテッ、と出来上がってしまった。
イマイチ可愛げがない。
布花は、はかなげさが命。
工業的造花やアートフラワーが、
リアルさを求めるのに対して、
布花は、布である事が一番大事。
裏打ちして縫い合わせても、
儚い花でなければならない・・・
と、思ってる・・・んだけど、な・・・
The Song of Wind (356)
「ガラノデルムで、ソルダムの大剣が力を発した時、
私は、空間中のエネルギーが、異常な軌跡を描いて、
剣の方へ集積して行くのを見た。
私は見者だ。通常、見える事なき気の流れを、
見る事ができる。エネルギーは、大気中のみならず、
宇宙空間からも、凄まじい勢いで、一点を目指して
流れ込んでいた。その流れが見えなかったら、
あの爆発と土石流の中から、ソルダムの居場所を
正確に割り出す事は、できなかっただろう。
もう一瞬早く、辿り着いていたら、爆発に巻き込まれずに
済んだ筈だが・・・」
「巻き込まれてはおらぬ。」
アルダイスが、口を挟んだ。
「爆発の直前、私が皆をここへ移動させた。
同時に、ジルが攫ったジャドゥビスも、風に連れられた、
オリザ姫も、ここに保護した。合計九人。
一万年前に星辰に現れた、ベインダリファ砲を託せる、
救世の九名だと、思ったからだ。」
「九人の救世主・・・」
アルフィーニが、驚きの叫びを上げた。
「『この世の終わりに、九人の救世主が現れる。』
西域の仙術師に伝わる、予言だ。
だが、クァランドール文明が流入し、聖九神こそが、
九人の救世主であったと言う解釈が生まれ、予言は成就して、
一旦、終結したとされている。
西域は一神教だ。九人を神から救世主に変えても、
救世予言は、一般に受け入れられてはいない。
それ故、他国の予言が、言い伝えに紛れ込んだと
思われている。末法思想は、別の経典があるのだから。」
「そうだな・・・不時着後の災害が収まって、西域から様子を見に、
訪れた人々ならば、確かに、あの情景は、この世の終わりと
感じたであろう。その後の、我々九人を見れば、救世主だと
言い伝えたかも知れない。」
「それは噓だ!!」
セヴィリスが、鋭く指摘した。
「あなたは、先程、自分以外は、ここを出なかったと言った。
当時、まだ、九峯聖堂は存在せず、ここへの出入りは、
容易くはなかったはず。部外者が、あなた一人を見て、
『九人の神』と、言うのは、偶然では起こり得ない。
あなたの口から、この世を救うため、に九人が必要なのだと、
聞かされなければ!九個の装置を同時に、作動させる為に!
・・・だが、あの、大剣の光は、尋常ではない。
使えば使う程、エネルギーの流れが、自然の公式から外れ、
この世界の崩壊を、早める事に繋がる。
あなたは、それを知っていて、『九人』を集めようと、
世界各地に予言を残させた。なぜならば、そのように、
『刷り込み』をされていたからだ。『創造者』によって!
『救世主』とは、この世界の『救世主』ではない。
『創造者』にとっての、『救世主』と言う意味なんだ!
そうだろう!アルダイス!!」
続く
この回、後半、途中で、まるねこが、「ダイオウグソクムシ」が、死んじゃった!と、騒ぐので、
ちょっと喋ってたら、Time Overで、セヴィリスのセリフ、消えました。
「謎」の「謎」の「謎」だったのに・・・「ぎゃーーーっ


ダイオウグソクムシは、水族館で飼われてたもので、ウチで飼ってた訳じゃないです。
じゃなくて・・・ブログで小説書くと言うのが、無謀なんだけど、Time Over、勘弁して欲しい。
ノート7ページびっしり分を、20行に要約するのは、大変な作業です。
何とかなりませんか










脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
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あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(0)
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