2013年05月05日

砥波・チューリップ公園へ行ってきました!!

砥波・チューリップ公園へ行ってきました!!砥波・チューリップ公園へ行ってきました!! 
4回も、オランダのキューケンホフへ言ったのに、今さら、何を見に砺波へiconN06って・・・

 実は、まるねこちゃんが、殆ど記憶してない事が判明した。kao_16

 最後に行ったのが、3歳半くらい。kao_9記憶のいい子なら、覚えてると思うのだが、

 兄貴2人に比べると、やっぱり、無理。よく訊いて見ると、別の所の記憶と、ごっちゃになってる。

 で、自動車連れて行った。オランダの4分の1くらいか・・・綺麗でした、勿論。

 何より、越前蟹ミュージアムより、ずーーーっと良かった。

 面白かったのが、軽トラの荷台に作った、箱庭コンクール。20~30台くらいか。(写真右)

 それぞれタイトルがついてるんだけど、石柱が3本立ってて、「宇宙創造」とか、

 竹炭で黒々してるのが、なぜか、「棟方志功」

 茸や竹の子、銀杏に、鍋を置いて、「山賊の台所」・・・笑っちゃった。

 水車、ししおどし、白川郷の民家の作り物、はては、アクリルパイプに、生きた金魚が・・・

 iconN13必ずチューリップを使うことiconN13、と言うだけで、特に決まりはないらしい。

 ムチャクチャ面白かった。一見の価値ありiconN04・・・と思うのは、さあだけiconN05

 「小さき物」が、好きだからなあ・・・


    The Song of Wind (338)

 どれほどの時間を、そうやって、風に流されていたのだろう。

 やがて、周囲が明るくなると共に、風は、逆に、下から吹き上げ、

激しい渦を巻き始めた。

 そのままでは、人々が地上に墜落してしまうのだ。

 旋風の浮力を利用する心算と見て、術師達は、次々に

大気中に離脱し、ユリシアの負担を、減らそうと試みた。

 しかし、三千近い人数を支える為、ユリシアの力は、極限を

越えてしまっていた。

 マヤリス妃が、途中で、気を取り戻した。
 
 「ユリシア!水の・・・水のある所へ!

  サフィール湖へ・・・あそこなら、急激に凍えずにすむ!」

 セヴィリスは、オリザ姫とマヤリス妃の二人を、支えようとして、

かえって、力を出せなくなっていた。

 アルフィーニは、ドラゴンのままだった為、その重量のせいで、

真っ先に、地上に近付いてしまっていた。そして、抜け目なく、

早くに、黒い霧から脱出した、魔術師達の内から、自力飛行できない

ゴードンとポーリャを背に乗せていたのだ。

 ユリシアは、無理を強いて方向を変え、サフィール湖へ向かった。

 かなりな人数が、湖に落ちた。

 殆どが、水軍兵であったから、溺れる者は少なかった。

 全く、どうにも泳げないのは、マヤリス妃一人だった。

 オリザ姫ですら、どうにか浮くだけの事はできたのだ。

 真冬ではあったが、湖底の火山が噴火しているのだ。

 水温は、気温より高く、湖面は霧が覆っていた。

 地上は、昼前であった。消え切らぬ朝霧を突いて、

漁をしていた漁民は、驚き慌てたが、訳を知ろうとするより

先に、人々を救い始めた。

 サフィール湖に着水したために、溺れた者だけは、

一人もいなかったと言ってよい。ケルビンに課せられた、

 「バルツァードとトルトバイトの間に、禍根を残すな」との

命題は、どうにか守られていたのだ。

 この騒ぎは、直ちに、マルヴィッツ家の別邸に知らされた。

 マヤリス妃とオリザ姫、ジャドゥビス、そして、魔術師達は、

ポルトル村に迎え取られた。

 ソルダム達は、数多い異国の兵士を、何とかして、一人残らず、

祖国に送り返すべく、必死の働きを始めた。

 もはやこれ以上、魔法の力に、彼等を関わらせたくなかった。

 陸路を徒歩で、ルナンシアへ出て、自由国境地帯を、

西へ向かわせる。それは、かつて、シシィが辿った道であり、

トルトバイトへの、最短距離でもあった。

 都コパロスへなら、船の方が早いが、この人数の船旅を、

賄うだけの財力が乏しいのだ。一刻も早く、国境を越えさせ、

コパロスからの迎えの手に、引き渡したかった。

 幸い、連絡役は、西域出身のタム・ハンが引き受けてくれた。

 エリオルムに残されている、最重症の数名は、馬車の迎えが

故国より着き次第、引渡す事になった。

 テッセリムの義勇兵達も、ニグとマチアスがいなくては、ただの

烏合の衆でありすぎた。僅かな路銀を渡され、解散命令が出ると、

三々五々、家路を辿り始めた。魔術師達も、ベルバビーノへ帰り始めた。

 騒動は、これで収まるかと思われた。

 だが、現実の人々の問題は、何一つ、片付いてはいなかった。

 一旬後、またしても降り始めた雪を突いて、ハズリックとトゥモーロスが、

ポルトル村を訪れた。言わずと知れた、リューデン架橋計画の見直しを、

陳情する為である。

 時を同じくして、デルム川の土砂ダム掘削調査の、報告があった。

 どうにか、堰止湖の水を排して、土砂を取り除ける目途が、

付きそうだと言うものだった。

                     続く


 度々の、ご登場ご苦労様です。ハズリック&トゥモーロスのコンビの先生達。

 造反組に監禁されてても、解放されるなり、また、山越え谷越え、

雪も越えて、活動開始iconN04市長さんって、楽じゃないよね。

 では、また次回。今日も、お越し下さって、ありがとうございました。



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Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(0)ファンタジー
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