2013年01月26日
夢は諦めない・・・頑張る!!!


年齢制限はなくても、ある程度、若い人が貰うものだと思ってた。

75歳だって




最近、横書きも、ありなんだな。って事は、この「風の歌」も、ありか。
いや、芥川賞じゃないよ。あれは、純文学だから。

さあとしては、手書きの、縦400字詰めの原稿用紙の方が、本当は書きやすいけどね。
でも、ずいぶん慣れたよ。字の打ち込み、速くなったし。

The Song of Wind (302)
ダルトンは、やや、驚きの目を見張って、アルフィーニに向き合った。
「アルフィーニ・・・アルフィーニなのだな?
西域の、竜の貴婦人よ。赤い魔女の呪いは、全て解けたと、
セヴィリスの便りにあったが。
ケルビンは、どこへ行ったのじゃ?
あの黒い霧は、ケルビンの波動に同調していたが、
なぜ、厄災の元凶に、組する事になったのじゃ?
闇の魔人としての己を、過信したか?」
「ケルビンは・・・」
全員の注視を浴びて、アルフィーニは、相当な戸惑いを見せた。
が、グレイアムの傍らから、じっと見上げるオリザ姫の、
悲痛な視線にぶつかると、いたたまれぬ気持ちにさいなまれ、
ようやく重い口を開き、意外すぎる言葉を吐いた。
「わからぬ・・・私には、わからぬのだ。
だが、ケルビンは、黒い霧に組したのではない。
それだけは確かだ。あやつには、組するとか、企むとか、
そんな心根は感じられぬ。
ただ、獣のような貪欲さばかりだ。
世界の共有波動を、あやつが持っているかどうかも、分からぬ。
そのような、高等な思考を持っているとは、到底思えぬのだ。」
魔術師たちの波動が、怒りに彩られた。
「では、ケルビンは、我等を謀ったのだな。」
クレメンティに詰め寄られて、アルフィーニは焦った。
「だから、私には分からぬ、と、言っている!
先程、セヴィリスが言った通りだ。ここにいたのは、本体ではない。
ケルビンは、あやつを通して、本体に接触したのだと思う。
ニグも、そのようにして接触し、やつを操る事に成功したらしい。
あやつは、ここに設けられた、強力な結界に閉じ込められながらも、
まるで、牢の格子から手を伸べる囚人のように、自分の分身を、
世界のあちこちに、出現させていたのだ。
が、私は、やつと同調できなかった。
同調できぬと、やつには触れられぬ。
うかつに近付けば、グレイアムのようになる。
だから、ケルビンがいなければ、何も分からぬ。
ケルビンが、やつに何を言われたのかも、やつの本体が、
この地下のどこにいるのかも、何一つ、だ。」
ダルトンは、更に問い詰めた。
「分からぬでは、すまされぬ。
ケルビンから、何と聞かされたかを、全て述べよ。
そなたも魔術師なれば、ただ唯々諾々と、従ったのではあるまい。
やつの正体は?」
「宇宙から来た・・・らしい。
星が、夜空を、埋め尽くしているような所から・・・」
アルフィーニは、誤解を恐れて、慎重に言葉を選んでいたが、
それは、誰の関心も引かなかった。魔術師達の関心は、唯一つ、
宇宙万物の共有波動、それを、アルフィーニが知っているか、
いないか、それだけであった。
続く

魔術大戦。・・・って、ほどじゃないけど・・・

黒い霧は、宇宙出身。



・・・出てくるかな

あまり、出さないで行こうとは、思ってますが、・・・関連あります。よければ、お読み下さい。
2010年11月6日から、34回の長編です。




では、次回、お楽しみに。



脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(2)
│ファンタジー
この記事へのコメント
こんばんは~♪
ほんと・・・黒田夏子さんですか...凄いですね!!
きっと多くの人たちに勇気と意欲を与えられたと思いますね。
さあちゃんも、いつか...きっと...是非、挑戦して下さい~♪
応援しますよ。。。^^♪
ほんと・・・黒田夏子さんですか...凄いですね!!
きっと多くの人たちに勇気と意欲を与えられたと思いますね。
さあちゃんも、いつか...きっと...是非、挑戦して下さい~♪
応援しますよ。。。^^♪
Posted by Dream
at 2013年01月26日 23:30

Dear Dreamさん
芥川賞は・・・無理かも・・・さあって、理屈っぽすぎるんです。
語彙力は・・・どうかなぁ・・・
あと20年したら、自費出版で、身内の人に配るだけの本でも、作るか・・・
それくらいの希望しかないんですけどね・・・
芥川賞は・・・無理かも・・・さあって、理屈っぽすぎるんです。
語彙力は・・・どうかなぁ・・・
あと20年したら、自費出版で、身内の人に配るだけの本でも、作るか・・・
それくらいの希望しかないんですけどね・・・
Posted by さあちゃん
at 2013年01月27日 19:37
