2012年09月22日
森先生の絵 2


森純子先生作。

さあ的に、オレンジの方は、「花開き閃光る(さきひかる)」
グリーンの方は、「たなびく」
あくまで、さあの、印象ね。本当のタイトルが知りたい方は、
どうぞ




(タイトル、覚えられなかった、さあが悪いの

The Song of Wind (263)
ユリシアの手は、一つも迷うことなく、次々と宝石を選りだして、
鍔の彫刻の間に、嵌め込んで行く。
紅玉、碧玉、黄玉、赤剛石、藍青石・・・
八個の石を、嵌め終わった時、ユリシアの手が、止まった。
ソルダムは、別に包んであった、「サフィールの涙」を、取り出した。
が、これだけは、素人の手で、嵌め込む事が出来ない。
「赤い魔女」アネッサ・リーが、柄の金具をこじ開けて、
無理に取り出したからだ。
・・・これで、九つか・・・十の星とは、十個の宝石だったのか?・・・
「一つ足りないの。ここに嵌めるはずの石が・・・
鞘の、ここにあった筈なんだけど・・・」
ソルダムは、ユリシアの指した場所を見て、顔色を失った。
それは、出奔して、一番初めに泊まった町の、換金所で、
真っ先に売り払った、大粒の翠緑石が、嵌っていた場所だった。
* * * * *
ケルビンの家から、大量の書物を残して、コリンが帰ると、
入れ違いのように、黒衣の魔術師が、入って来た。
コリンが帰る前から、家のどこかで、待機していたらしい。
ノックもせず、無言で、滑り込むように、ドアの隙間から、
入ってくる様子は、まるで、影の化け物のようであった。
が、ケルビンとは、既に、遠隔話術で、来訪も待機も、
通じていたようである。
「ご苦労だった。遠路すまなかったな。」
「いえ、土地勘がありましたゆえ、大した事では・・・
これで、よろしかったでしょうか?」
コリンは、アルフィーニを、意識し続けていたが、
この魔術師は、傍らに立つ者を、全く無視している。
アルフィーニは、咳払いをしてみた。
ケルビンが気づいた。
「グレイアム、挨拶を。」
促されて初めて、魔術師は、ローブのフードを下ろし、
両手を胸に交差させる、魔術師の礼をした。
緊張のためか、ひどく、頬が紅潮している。
「グレイアムには、ムルトのダルトンから、
レオン・ハイモスの記録を、借り出して来てもらった。
彼は、飛行術に長けている。速いし、荷を持って飛べる。
私は、自分一人でしか、飛べないが。」
「弟子か?」
「後輩に、あたります。」
やっと、グレイアムが、アルフィーニに喋った。
「あのあたりに、土地勘・・・と言う事は、
パストリアの生まれ?」
「いえ、生まれは、トルトバイトで・・・」
「グレイアム、ハイモスの記録は?」
ケルビンが、突然、遮った。
「あ、すみません。こちらに。」
どん、と、新たな本の塔が、そこに出来ていた。
「ご苦労様。それで、ダルトンの具合は、
良くなって来ているのか。」
「はい、もう起きて、動いておられました。」
「そうか、それは良かった。」
またしても、本の塔に挑みかかった、ケルビンを無視して、
アルフィーニは、勝手に、戸棚から茶碗を出し、
グレイアムに、お茶を入れてやった。
グレイアムは、非常に恐縮して、青い茶碗を押し頂き、
捧げ持つようにして、お茶をすすった。
それは、少々、うやうやし過ぎる態度のように、
アルフィーニには、感じられた。
続く
翠緑石。前出してます。どこかな



「ウォーリーを探せ」みたいに、なって来たな。おもしろいでしょ。

後で、どう関わって来るか、キーワードを探して置くわけ。

コリンとグレイアムは、モデルなし。さあの頭に浮かんだのは、香取慎吾と、丸山隆平だけど、
この二人、さあは、よく知らないし。ほんと、嵐とTOKIOしか知らないんだ。

九州に行っちゃった次男が、勉強サボった時、「ジャニーズに入れるぞ


脅した事はある。「そんなん、入れるわけない

奇跡的に、むっちゃ可愛く映った写真を見せて、

「いやだあ


そして、阪大に行った。逆の意味で、ジャニーズ様様


では、また次回。





脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(0)
│ファンタジー