ぶるんねん文庫

　今週の嵐を、占ってみた。

　やっぱり、嵐を占うのは、

　「宝永タロット」で、ないとね

　もちろん、占星術も入れてます。

　　大野君・・・表向きは絶好調。

　でも、上手く行くのに、何となく不安。

　物質的には、って言う感じを持っちゃう。

　櫻井君・・・緊張感で、目いっぱい。

　対人関係で、迷いながら、衝動的行動。

　自己抑制が、効かない週。


　相葉君・・・コンサート、ショッピング、

　スポーツ、なんでもＯＫ。

　だけど、ちょっと、浪費が、多すぎる週。


　二宮君・・・モテ期到来！！金運も良し。

　ただし、自信過剰は禁物。

　思慮と努力を、思い出して。

　

　松本君・・・新しい事が、上手く行く週。

　あるいは、続けていた事が、完成する。

　ゴールが見えると、せっかちになって、

　走りすぎちゃうので、要注意。

　　　★　★　★　★　★

　・・・もう、完全な、自己満足の世界・・・

　妄想も、ここに、極まれリ。

　ちゃんと、自分で、わかってます。


　　　　Ｔｈｅ　Ｓｏｎｇ　ｏｆ　Ｗｉｎｄ　（２４２）
　
　「ジャドゥビス、ドリス、共に戦ってやってくれ。

　　すぐにユーディス隊も着く。

　　合流したら、一人では、指揮出来まい。」

　ソルダムは、宝玉の抜けた、大剣の柄を握りなおした。

　「え？サフィール市民？

　　それに、どうやって、ユーディスと連絡を？」

　ジャドゥビスは、じりじりと、間合いを詰めてくる、マチアスの、

動勢から、目を離さぬようにしながら、訊ねた。

　「ここへ来る途中、追いついた。歩兵が多いから、

　　追い越し、出来るだけ急ぐよう、言って来た。」

　「でも、それでも、一万以上の軍と、戦うのは・・・」

　ソルダムも、じわりと移動しかかったミランが、戦闘の

きっかけを、作りそうだと踏んで、目配りを怠らない。

　「何の計算している。一万の兵の殆どは、

　　ここに、取り込められた者達の兵だ。

　　ユーディスから、既に、伝令が出されているから、

　　敵対はせぬ。背後を衝かれる事は無い。

　　今の敵は、ファーゴに操られた、重甲冑の兵士達だ。

　　その数、およそ千五百！！」

　突然、ミランが、猛ダッシュで、騎馬隊にの方に駆け出した。

　ドリスも一緒だ。ジャドゥビスは、慌てて後を追った。

　やはり、それがきっかけになった。

　マチアスは、凄まじい形相で、ジャドゥビス達を追おうとした。

　ソルダムが、その前に立ちはだかる。

　マチアスも、大剣を抜き放った。

　大剣同士の、切り合いが始まった。

　緋色の敷物の向こうで、悲鳴が、続け様に上がった。

　甲冑兵達が、一斉に列席者達に、襲い掛かったのだ。

　だが、弱者を一纏めにしてあったのが、逆に功を奏した。

　ユリシアが旋風を巻き起こし、兵士達を寄せ付けないのだ。

　更に、突風が、重甲冑兵達を、なぎ倒した。

　起き上がろうと、視界確保のために、面頬をあげると、

　砂塵が刃物となって、顔面を襲う。

　目をやられて、戦えぬ者が、続出した。

　ラダンは、その隙に、ケルビン達を介抱して回った。

　三人が、意識を取り戻した時、上空では、ネレイド王が、

ファーゴを、何としても捕らえようと、躍起になっていたが、

凄まじい速度で、ファーゴは、法術攻撃から、逃げまわる。

　ネレイド王も、滞空しながらの攻撃は、充分に力を出せない。

　だが、ファーゴは、六神官の魔法陣を、破れない。

　このままでは、法術にやられずとも、魔法陣に、

捉えられる可能性がある。ファーゴは、窮地に陥っていた。

　その眼下で、ミランが、サフィール隊を率いて、甲冑兵の

部隊に切りかかった。全員騎馬で、ボウガンを持っている。

　徒歩で、剣のみが武器である、重甲冑兵達は、縦横無尽に

駆け回る馬達の、足の間で、翻弄され続けている。

　だが、その位置が、次第に一人の神官に、近付いて行った。

　「兵士達よ！神官を切れ！！」

　ファーゴが、癇の立った声で命じた。

　兜で表情の見えぬ兵士達は、ギクシャクと、動きを止め、

騎馬に背を向ると、一斉に、神官目掛けて、襲い掛かった。

　ふわり、と、神官の体が、宙に舞った。

　と、同時に、光のヘキサグラムが消えた。詠唱も止んだ。

　次の瞬間には、ファーゴの姿は、上空には、なかった。

　超高度に達したファーゴは、突然、黒い霧を、全身から、

噴き出したかと思うと、その霧もろとも、ふっ、と、

掻き消すように、姿を消してしまった。

　真っ青な、晩秋の山の空に、薄い、黒い霧が、

影のように、僅かに、浮かんでいる。

　　　　　　　　　　　　　　　　続く
　
　日立のＣＭ製作者もしかして、

　このファンタジー、読んでる・・・ん、な訳、ないか・・・でも、なんで、

　ニノが、魔法使いなんだほうきを、魔法で動かしたりするんだ

　掃除機で、空、飛ぼうとするんだ

　こっちでは、自力飛行してますがね・・・それに、ほうき動かさなくても、

　ケルビンなら、ウインク一つで、家の埃もゴミも、一発焼却しちゃいますが・・・

　それじゃ、家電のＣＭに、ならないか・・・翔君の、宇宙浮遊映像も、ちょっと・・・

　言っとくけど、今度のは、向こうが、後出しだからね

　では、また次回。今日も、お越し下さって、ありがとうございました。