2012年07月01日

星嵐!!始めるけど、いい?

星嵐!!始めるけど、いい?    
 嵐の大野君の、

 星占いをやって見た。icon22

 いいのか?って、いいんだよ。

 さあは、占星術師なんだから。

 タロットの方が得意だけどね。

 あ、本名・・・旧姓だし、いいか。

 大体、不思議だったの。

 大野君、射手座のはずなのに、全然射手座に見えないの。むしろ、蠍座に見える。
 
 見て納得。さあは、正しかったね。水星金星天王星が、蠍座。月が蟹座。

 木星土星が天秤座。全身これ感受性の塊!アーティストとしては、最高じゃないですか。


    The Song of Wind (230)

 「ユリシア」

 ケルビンは、急に歩みを止めて、ユリシアを呼んだ。

 螺旋階段の、最後尾にいたユリシアの姿が、瞬時に

ケルビンの前に現れた。

 「ここに留まり、マヤリス妃の計画を、最後の瞬間に、

  止める事ができるか。・・・どうだ?」

 「ご命令ならば・・・」

 僅かに視線だけで、ケルビンは命じ、ユリシアは姿を消した。

 「最後の瞬間に、何が・・・?」

 皆は、立ち止まり、ケルビンに注目したが、

ケルビンは、歩き続けるよう、皆を促した。

 「その瞬間が訪れぬように、今から、画策する。

  まず、オリザ姫とシシィ。シドの陣の最後方で、匿って貰って、

  決して出て来ぬ事。盾を欲する者の考えは、決まっている。

  今回は、大人しくしていてくれ。

  ジャドゥビスも、シドの本陣で、行動を共にする事。

  それから、ラダンを呼び出し、聖堂に来させてくれ。」

 「僕は?」

 セヴィリスが訊ねた。大隠者の一番弟子にしても、

ケルビンの計画は、計りきれなかった。

 しかし、ケルビンは答えようとせず、石段を昇り続ける。

 地上に出ると、白亜の聖堂内は、目も明けていられぬ、

眩しい光が満ちていた。夜半に着いてから、既に半日。

 だが、神官に導かれて、聖堂から出たのは、ジャドゥビスと

オリザ姫とシシィの、三人だけだった。

 神官は、聖堂内で、二人が姿を消した事など、全く、

意に介さぬようだった。

 ユリシアは、彼等には、元々、人数に入っていない。

 あたかも、初めから、三人だけで、訪れたかのように、

奥の扉から、その三人を送り出すと、神官は、再び厳重に

扉を閉めた。重々しい、錠の落ちる音が響き渡った。

 時は、昼少し前。暫くして、ラダンが、天井の明り取り窓から、

するりと、滑り込んで来た。ふわり、と、ドーム内を飛んで、

螺旋階段の降り口に着く。

 「お呼びとか・・・遠隔話術でも、伺えましたものを・・・」

 言いかけて、ラダンは口を噤んだ。

 マヤリス妃の、強烈な波動に、気付いたのだろう。

 「・・・これは・・・」

 「ルテシア王妃だ。地下におられる。」

 ラダンは、首を振った。

 とても腕に合わない、と言わんばかりだ。

 「で・・・何をせよと・・・?」

 「ファーゴを捕える。」

 「は?」

 それと、ルテシア王妃の関係が、今一つ、飲み込めない。

 「ファーゴの目的は、ネレイド王の、クァランド-ル皇帝就任。

  つまり、ネレイド王が亡き者となれば、ファーゴの目論見は、

  ・・・潰える。」

 ラダンは、あっ、と叫びかけて、口を押さえた。

 「ネレイド王には、未だ世継ぎがいない。

  ・・・王位継承権の保持者はいるが。

  その意味では、アルナス后も、その一人だ。

  そこまで考えて、彼女を脱出させたのだろう。

  己が手で、この世を暗黒に陥れる企みから、

  愛する夫を、永遠に遠ざけ、その後の混乱を防ぐ為に。」

 「でも、そんな事が・・・出来ますか?

  護衛兵の重包囲と魔術師、法術師の強力な結界に、

  取り巻かれた国王を、力があるとは言っても、

  たった一人の女魔術師が・・・」

 「だから、九峯聖堂なのだ。ここの地下ドームの存在を、

  知る者は少ない。知っていたとしても、マヤリス妃の結界を、

  容易く破る者はいない。マヤリス妃の計画を、

  止められる者は、もう誰もいない。・・・我々以外。」

 「我々・・・?」

 セヴィリスが、首をかしげた。

 「見者も、己は見えぬのか?我々十人、いかなる術の結界も

  効かぬ事、気付いていなかったのか?

  それこそが、星辰に選ばれし者の、証しなのだが。」

              続く


 ・・・って、いう事で、230回にして、丁度、7月1日。iconN37

 2012年下半期初日。とはいえ、とんでもない事を、始めてしまったのかな?

 でも、芸能人の生年月日は、公表されてるし、ねえ。kao_10
 
 実は、五人全員のホロスコープが、手元にある。ただ、上昇宮がわからない。

 推測は出来るけどね。おいおい、書いていきます。嵐ファン必見だよ~~~んiconN04iconN04iconN05iconN04iconN04

 では、また次回。icon12iconN08ハートiconN08icon12今日も、お越し下さって、ありがとうございました。
 



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Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(2)ファンタジー
この記事へのコメント
こんにちは^^

ブログ再開して名前が変わりましたがわかるでしょうか?
コメントを残すことが少ないですが毎回身に来てます(笑

小説も忙しいと思いますが頑張ってくださいね( ^∀^)
Posted by ライフスタイル 脇ライフスタイル 脇 at 2012年07月03日 14:18
Dear 脇先生
 自文の所を確認する前に、脇先生の所へ、コメント入れに行ってました。
 お返事遅れまして、すみません。・・いや~、照れますね。上の息子、26歳ですもん。
お若い読者が、増えるのが、うれしいです。先生も頑張ってください。
Posted by さあちゃんさあちゃん at 2012年07月04日 08:55
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