2011年02月13日
つくりかた 十七
花芯用のラインストーンです。
大きい方に、ワイヤーを通して置きます。
これは、台に穴が4つ空いてたので、十文字に通しました。
普段は、ラメミシン糸とか、パールビーズとか使ってます。
大きい方は、手芸品店でちゃんと買ったんだけど、
問題は、小さい方
ネイル用として売ってたんですが、・・・それも百均で
ちゃんと台があって、爪で留めてあって、結構ゴージャス
買い置きしようと次に行ったら、Sold Out
Oh,Noっていう感じ
大失策でした・・・トホホ・・・
The Song of Wind (26)
倒れたミランを、馬の鞍に結い付けて、どうにか、
小さな村にたどり着き、寝床と、医者を確保したソルダムは、
困った事態に陥っていた。
現金の持ち合わせが、足りなくなったのである。
次の宿場街で、また、宝石を換金する心算だった為に、
治療費が、支払えないのだ。田舎医者は、宝石の現物は、
価値の判別が付かぬと、受け取ってくれず、村の女達も、
台も鎖も無い玉石に、目を見張りはしても、通貨に換えてやろうと
言う者は、一人も無い。
「しゃあないなぁ・・・ウチが立替たるわ。けど、返してよ、絶対!」
「もちろんだ。次の宿場街なら、換金所が・・・」
「あかんって」
シシィは、頭に包帯を巻き立てて、切開治療の痛みに
呻いているミランに、向き直った。
「この人が、自分でした怪我やん。ウチ、この人に
返して貰う。あんた、自分で稼いで、返しや!
いつまでもソルダムに、負ぶさってんと!!」
ミランは、返す言葉も無い。だが、熱が引いたら、いつもの調子だ。
「そう言えば、シシィ、オレの事心配してくれてたんじゃ
無かったの?随分大っきな声で、泣いてくれてたじゃない。」
「誰が、あんたの心配して泣かんならんの。
ちょっと、ママの事、思い出して、びっくりしただけやん。」
「お母上は、亡くなられたのだったな。」
ソルダムの方が、やはり、話の通りが良い。
「もう、半年近く経つねんけど、まだ、はっきり覚えてるわ。
市場へ買い物に行ったら、急にバタって倒れて・・・
そのまま・・・お医者さんが来て、脈取らはったけど、
もう事切れたはりますって、言われた。何のことか、一瞬
分からんかった。何言うたはんの、って思って・・・」
「お父上は、一緒に住まれて無かったとか・・・」
「お妾とかとちゃうねんで。パパの家は北国で、寒いねんて。
ママは南国育ちで、可哀想やからって。三ヶ月に一回位は、
いつも来てたん。手紙も書いたし、そのうち来やはるから、
待っとったらええ、って、お兄ちゃんとお姉ちゃんが、
言うたんやけど、四ヶ月しても、来やはらんから、ウチ、
我慢できんようになって・・・そうかて、亡くなるちょっと前に、
来たきりやから、五ヶ月位になるし・・・」
「それで、一人で、ベルバビーノまで・・・」
「お兄ちゃんは、家族も、役所勤めもあるし、
お姉ちゃんも結婚して、小さい子がおるねん。
ウチは、ママと二人やったから・・・」
「お父上の名を、まだ聞いてなかったな。」
「ケネス・ノルトレーン・・・でも普段、違う名前にしてるみたい・・・」
ソルダムは、考え込んだ。人探しとは、意外と難しい。
父親の故郷を訪ねても、無駄足なら、シシィをコパロスに
無事送ってやる必要もある。それに、行き違っている
可能性もある。しかし、ベルバビーノの家の様子から、
父はコパロスに行ってないと、シシィは断言した。
「随分、帰って来てへん感じやった。もう、一、二年は・・・」
「やっぱさぁ、他に彼女、いるんじゃないの?」
突然ミランが混ぜっ返した。シシィは、怒って言い返し、
二人が口論し始める中で、ソルダムは、堂々巡りの
思案にくれるばかりだった。
続く
ちょっと、ラゥオールフィアへ、戻り損ないました。
全然オーラのない人物だと思ってたんですが、
動かしてみると、結構、ハジけますね。ミランって。
セヴィもどこかでハジけないと、ただの根暗の学者の卵で、
終わってしまう。何させようかなぁ・・・
という具合に、お話を日々作っています。
今日も、お読み下さって、ありがとうございました。
脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:00│Comments(0)
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