2010年12月04日
急転直下!!
アクセサリー用の桜袋
これも娘のものです。バレエの発表会の、イヤリング入れ。
ほんのチビスケの頃から、親の私よりイヤリングを持ってます。
もともと、こういう小袋は、お嬢様たちの、お琴のお稽古の
「つめ」を入れるものだから、小さい、壊れ物で、
半端にしたくない物をいれるのが、いいはず
と思って、作って持たせました。おかげで()一度も
無くしませんでした。楽屋で、無くし物すると、大変なんで・・・
碧氷窟の双生児 (27)
何日、雪は降り続いていたのだろう。
ふたりは、炉の前に寄り添い、炎を見つめて
時を過ごした。交わす言葉もなかった。
あの、薄青い世界でも、こうして、言葉を口にせず、
想い、寄り添うだけで、誰とでも、どんなことでも、
分かり合っていたものだと、気づいていたが、
その記憶も、遠い日々の向こうに、霞んで
消えて行くようだった。
そうして、うずくまったまま、まどろんでいたふたりは、
乱暴に扉を叩く音に、はっと目を覚ました。
いつの間にか雪がやみ、眩しい冬麗の陽光が射している。
立ち上がって、扉を開けたジルは、自分の見ているものが、
何なのか、全く判別できなかった。
つややかな絹と毛皮をまとった、役人と、
物々しい武装の、兵士たち。
そして、数人の村人・・・
役人と兵士たちは、ジルとサフィールの見た目の幼さに、
ちょっと目を見張ったが、村人たちが口々に、
指差して訴えるのを制して、ふたりに問いかけた。
「薬使いの、ジルとサフィールか?」
ふたりは、何事かと、いぶかしみながら、うなずいた。
役人は、続けて言った。
「その方等に、隣村のヘズの牛、六頭を
盗んだ嫌疑がかかっておる。一緒に
隣の村まで来てもらおう。」
その言葉が終わるや否や、兵士たちが
ふたりに縄をかけ、ほとんど同時に、同行していた、
村人たちが、ダクリー婆さんの家に、雪崩れ込んだ。、
罪人の家を、取調べの名目で、荒らすのだろう。
サフィールの泣き叫ぶ声をよそに、
奪えるものは、全て奪われ、壊せるものは、全て壊された。
家畜までもが、連れ出された。
ふたりは、雪の野道を、部屋にいた時の薄着のまま、
兵士等の、馬の後ろに繋がれて、連行されていった。
続く
ちりめん細工の写真だけ御覧の方、申し訳ありません。
タイトル、「なんのこっちゃ」ですよね。
すみませんが、こっちがメインです。
おとぎ話をご期待下さっていた方、このへんから、
R7指定させて頂きます。
そんな、無茶なことは、書きません。一応、常識範囲内。
ですが、非現実な、教訓だらけの、児童用教材って
メルヘンでも、ファンタジーでもないと思うんです。
だから、ちょっと、キナ臭い話 になりますが、
下書き通りに、書こうと思います。
今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。
これも娘のものです。バレエの発表会の、イヤリング入れ。
ほんのチビスケの頃から、親の私よりイヤリングを持ってます。
もともと、こういう小袋は、お嬢様たちの、お琴のお稽古の
「つめ」を入れるものだから、小さい、壊れ物で、
半端にしたくない物をいれるのが、いいはず
と思って、作って持たせました。おかげで()一度も
無くしませんでした。楽屋で、無くし物すると、大変なんで・・・
碧氷窟の双生児 (27)
何日、雪は降り続いていたのだろう。
ふたりは、炉の前に寄り添い、炎を見つめて
時を過ごした。交わす言葉もなかった。
あの、薄青い世界でも、こうして、言葉を口にせず、
想い、寄り添うだけで、誰とでも、どんなことでも、
分かり合っていたものだと、気づいていたが、
その記憶も、遠い日々の向こうに、霞んで
消えて行くようだった。
そうして、うずくまったまま、まどろんでいたふたりは、
乱暴に扉を叩く音に、はっと目を覚ました。
いつの間にか雪がやみ、眩しい冬麗の陽光が射している。
立ち上がって、扉を開けたジルは、自分の見ているものが、
何なのか、全く判別できなかった。
つややかな絹と毛皮をまとった、役人と、
物々しい武装の、兵士たち。
そして、数人の村人・・・
役人と兵士たちは、ジルとサフィールの見た目の幼さに、
ちょっと目を見張ったが、村人たちが口々に、
指差して訴えるのを制して、ふたりに問いかけた。
「薬使いの、ジルとサフィールか?」
ふたりは、何事かと、いぶかしみながら、うなずいた。
役人は、続けて言った。
「その方等に、隣村のヘズの牛、六頭を
盗んだ嫌疑がかかっておる。一緒に
隣の村まで来てもらおう。」
その言葉が終わるや否や、兵士たちが
ふたりに縄をかけ、ほとんど同時に、同行していた、
村人たちが、ダクリー婆さんの家に、雪崩れ込んだ。、
罪人の家を、取調べの名目で、荒らすのだろう。
サフィールの泣き叫ぶ声をよそに、
奪えるものは、全て奪われ、壊せるものは、全て壊された。
家畜までもが、連れ出された。
ふたりは、雪の野道を、部屋にいた時の薄着のまま、
兵士等の、馬の後ろに繋がれて、連行されていった。
続く
ちりめん細工の写真だけ御覧の方、申し訳ありません。
タイトル、「なんのこっちゃ」ですよね。
すみませんが、こっちがメインです。
おとぎ話をご期待下さっていた方、このへんから、
R7指定させて頂きます。
そんな、無茶なことは、書きません。一応、常識範囲内。
ですが、非現実な、教訓だらけの、児童用教材って
メルヘンでも、ファンタジーでもないと思うんです。
だから、ちょっと、キナ臭い話 になりますが、
下書き通りに、書こうと思います。
今日も、お読み頂きまして、ありがとうございました。
脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:30│Comments(0)
│ファンタジー