2010年11月17日
10回記念!・・・?
おくるみ人形袋の、紐の先
生地もいいもの使ってます。女の子の方は、
私のお宮参りの着物です。
碧氷窟の双生児 (10)
ジルは、サフィールを追いながら、
自分も氷の割れ目を、滑り落ちていった。
深い割れ目の奥は、薄青い光が差し込めていて、
冷たい空気が澄んで動かない。
・・・・・と、感じたとき、ジルは、目の前の青いものが、
氷塊の壁面でないことに、気がついた。
空があった。どこまでも均一に薄青く、
光るものもなく、暮れることもない、懐かしい空。
しかし、ジルの体は動かない。
じっと、青い花の草原に、横たわったままだ。
ジルは動かせない手足を、もどかしく思いながら、
心の別の部分で、自分の体を見下ろしていた。
―――どうして起き上がれないんだろう―――
そこへ、誰かがやってきた。よく、木の実を取って、
分けてくれる<ひと>だった。
ジルは、話しかけようとした。が、その<ひと>は、
横たわったジルの体に気づくと、さも恐ろしげに、
きびすを返し、足早に立ち去ってしまった。
ジルは、後を追おうとしたが、間に合わず、
仕方なく、横たわった自分のそばに戻って、驚愕した。
ついさっきまで、大きな灰色の目を見開いて、
ただ、横たわっているだけのようだった、ジルの体は、
すっかり朽ち果て、干からびてしまっていた。
そして、ジルの心は、体の支えを失うと、
急に重さを増して、地面に深く食い込み、
薄青い空を見つめたまま、ずっと深く沈み続けた。
ダクリー婆さんの、呼ぶ声が聞こえてきた。
ジルはそっと首をめぐらした。ごちっと言う音がして、
顔面が氷にぶつかった。手足は動きを取り戻していた。
ジルは、どうにか自分で起き上がった。
すぐそばに、サフィールも倒れていた。
サフィールは完全に気を失っていた。
続く
リゾット・コン・フンギ・・・のつもりのお粥です。
サフランの使い道を模索してて、おかゆにしました。
フンギじゃなくて、エリンギですが。パルメザン少々と塩胡椒
おいしかったです。
お試しください。
今日もお越しくださって、ありがとうございました。
脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 00:30│Comments(0)
│ファンタジー