2010年11月16日
おもくて、ながくてごめんなさい
だれも来ないお茶会・・・
ちょっとミステリアスで、物悲しい、お人形なしのお人形遊び
碧氷窟の双生児 (9)
ダクリー婆さんは、ジルとサフィールに、
事あるごとに、厳しく行って聞かせた。
嘘をつかぬこと、約束を守ること、順序立てて物を考えること。
ジルは、努力しようとしているらしかったが、
サフィールは、おかまいなしだった。
春が来ると、緑のくぼ地に、この地方では、
本来育たない薬草が、芽生えてくる。
ダクリー婆さんは、毎日、ふたりをくぼ地に連れ出し、
薬草の見分け方を教えた。
ある晴れた日、山に轟音が響いた。
斜面の氷壁が雪解けで崩れたのだ。
氷塊がくぼ地まで届くことはなかったが、
サフィールは、悲鳴をあげて、山へ向かって駆け出した。
ジルも後に続いた。ダクリー婆さんは必死にふたりを
追いかけた。今、山へ入ると、雪崩に巻き込まれる。
だが、ダクリー婆さんの手が届くより前に、
サフィールは、折り重なる氷塊を掻き分けて、
山を登り始めていた。ジルが追いつき、
ふたりは、氷壁が崩れた斜面を目指して登って行った。
サフィールの手が、氷塊の角を掴みそこなった。
キャーっと言う悲鳴が、氷の割れ目に吸い込まれ
留めようと手を差し伸べたジルも、共に落ちて行った。
続く
手つなぎ人形袋 : これも顔に苦労しました。
あんまり美人にならなかった・・・いい着物着てるんですが・・・
本文、10回くらいでって思ったのに、たぶん、20回超えます。
今日もお読みくださって、ありがとうございました。
脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 09:55│Comments(0)
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