2010年11月08日
ファンタジー さらに続きます

ミニ着物です。13cm!お人形用ではありません。
衣桁を作って飾りたかったのですが、工作に自信がなくて・・・

何でどうやって作ったらいいんでしょうね?

碧氷窟の双生児 (3)
「どっから来たんか?」
ふたりは、おどおどした目で、ダクリー婆さんを見上げていたが、
ややあって、そっと、後ろの氷壁を指差した。
そこはただの行き止まりで、青い氷が、
隙間なく、はりつめている。
「ここから?」
婆さんは、ふたりを押しのけて、壁にたどり着くと、
撫で回したり、押したりして調べてみたが、どうしても、
さらに、その向こうに、何かがあるとは思えなかった。
「なんにもないよ。ここで行き止まりだ。
こんなところに、ずっとはいられないよ。
私と一緒にここから出よう。日が暮れると凍えるし、
おおかみに見つかったら、食われちまうよ。」
しかし、ふたりは、凍えるということも、
おおかみの怖さも、わからないようだった。
婆さんは、とっておきの奥の手を出した。
「そうだ。おいしいお菓子を焼いてあげよう。
それなら、来るだろう?うちの人が、探しに来るまで、
あそんでおいき。どうだい?」
ふたりは、それでもじっと、婆さんを見つめているばかりだった。
もしかすると、耳が聞こえないのか?と思い、
「名前は、なんていうんだい?」と
たずねてみると、かなりの間があってから、やっと
「ジル」という答えがあった。
「そっちの子は?」
「サフィール」
もうひとりが、自分で答えた。ジルより反応は早かった。
「ジルとサフィールかい。わたしゃ、ダクリーっていう
見ての通りの婆ぁだよ。薬草を採ってたつきをたててる。
この下のくぼ地には、ここにしか生えない薬草があるから、
おかげで、暮らしに不自由はないのさ。
さあ、いっしょに行こう。こんな寒い穴倉、
どうしょうもない。うちへおいで。」
ふたりは、かおを見合わせて、お互い何か考えているようだったが、
やっとジルが、ダクリー婆さんの方に這いより、サフィールを手招いた。
ようやく、ダクリー婆さんは何とか日のあるうちに、
子供たちを保護し、自分の家に連れ帰ったのだった。
続く
実は、うちの母は、異常に物持ちがよくて、私の中学生時代のノートを、
全部とっておいて、彦根に送りつけてきたんです。

おかげで、すごいものが、出てきました。

麻生元首相がお好きだとかで、有名になった、
お人形がバトルする漫画と、そっくり同じ設定が、
私のノートにあったんです。

7人姉妹の人形で、中の双子の一方がボーイッシュで、長女が黒い服、
末っ子が白い服。不思議な一致です。35年前のノートですよ。

たぶん、原作者、生まれてないのでは・・・?

では、今回、長くなりましたが、続きをお楽しみにって・・・やっぱり恥ずかしい

今日も起こしくださってありがとうございました。
脱・0円ファン宣言!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
大好きなのは、タロットカードの話
なんだかへんだな・・・
付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
ふしぎちゃん女子
あ・・・あ・・・あたしじゃないーーーっ!!!!!
Posted by さあちゃん at 12:49│Comments(0)
│ファンタジー