2015年02月06日

地震・火山・地球と火星・そしてピラミッド・・・8

地震・火山・地球と火星・そしてピラミッド・・・8
この地図は、火星の標高の平均より、

 高地へ行くほど、赤、低地ほど青で表されています。

 左の方、4つの山がタルシス山系。

 右の低地にぽつんとあるのが、エリュシウム山系。

 南半球のどーんと窪んでるのが、ヘラス盆地です。

 内容に出てくるので、覚えておいてねicon06kao_10icon06


        ダイヤ  ハート  スペード  クラブ

 シッチンの説によると、惑星Ⅹ「二ビル」の崩壊と脱軌道、

 火星、地球、金星への衝突は、連鎖的に、続けて起こったとされている。

 しかし、それでは、もし「二ビル」に、高度文明が発生していたとして、

 知的生命体が衝突を予見して、宇宙船(か、何か)で宇宙空間に逃れ得たとして、

 その後数万年、もしかしたら、数億年にも及ぶ時間を、どうやって、

 寄る辺無い宇宙移民船(SFだねiconN04)で、漂流し続けたのだろうかiconN05

 もし、旧約聖書に描かれている、初期の登場人物達のように、

 現人類の10倍以上もの寿命を、持っていたとしても、

 もしかして、長楕円軌道の1公転3600年が1世代と言う、

 マンガ「11人いる!」の、ヴィドメニール・ヌームのような生命体だったとしても、

 生命体である以上、繁殖と代謝が行われる訳である。

 閉鎖状態の漂流宇宙船内で、「自然」からの供給無しに、どこまでが可能なのだろうか。

 「アポロ」も、「国際宇宙ステーション」も、数日から数ヶ月、数人を生かすために、

 どれほどの環境を作り、維持管理に力を注いでいるか。

 そう思うと、「二ビル」の知的生命体が、木星衝突前に、

 火星、地球、金星のどれかに、或いは、3つともに、移住したと考える事は、

 何の不思議も無いと思う。

 彼らは、きっと、現在の地球人類なみの科学力を、持っていた事だろうし、

 あらかじめ、それぞれの惑星を探査し、惑星改造や移住計画も、

 持っていたのに違いない。

 だが、その時の地球は、「二ビル」の破片が衝突し、

 「小惑星衝突の冬」の状態だった。

 「二ビル」の破片は、地下のマントル層に、深く沈みこみ、

 火山活動が活発化し、大気中は火山灰と二酸化炭素が増加し、

 気候が、物凄く不安定だった。

 金星は・・・これも、近い内に「二ビル」の破片が衝突する事がわかっていた。

 元々、太陽の赤道面を周回していなかった、惑星Ⅹだが、

 太陽の遠心力により、ある程度、他の惑星の軌道面に近い所まで、

 引き降ろされていた筈だと思うが、砕け散った後の破片は、

 木星重力のブーメラン現象に飛ばされ、一部が垂直方向へ

 飛んだのではないだろうか。それが何周目かに必ず、金星を直撃すると、

 彼らは知っていた。・・・のだろう、と思う。

 主たる移住先は・・・そう・・・

 火星だったiconN04iconN04のでは、ないだろうか。

 近年、火星探査の度に騒ぎになる、あれこれの痕跡は、

 彼らの移住した、痕跡なのではないか。

 きっと、まだその時の火星は、水も大気も豊かで、マントル対流もあり

 バンアレン帯も存在していて、太陽放射線からも、守られていたのだろう。

 とりあえず、その時点では、火星しか居住できない状態だった。

 だが、想像するに、彼らにとって、火星は寒すぎたのではないだろうか。

 地球に居住可能な土地が現れるや否や、彼らは、すぐに移住を開始した。

 それが、ムー、アトランティス、レムリア・・・等の、太古に水没したと伝えられる、

 高度文明の地なのだろう。だが、これらの島や大陸は、いずれも、

 すぐに、海に沈んでしまった事になっている。

 なぜかiconN05

 「真説古事記」では、小惑星「天の沼矛」が、一旦沈み込んだ反動で、

 もともとの地球由来の、重い玄武岩質の地殻が浮かび上がり、

 2つの大陸(ムー・アトランティス)を形成した。

 しかし、軽い安山岩質の小惑星由来部分が、「オノコロ島」として、

 浮上するに従い、これらの大陸は、海中に没した。

 「真説古事記」では、これらの事を、国産みの始めに生まれた二つの島の事で、

 女性が先に声を掛けて交わった為に生まれた、居住に適さない島だったので、

 「蛭子」「淡島」と名付け、葦舟に乗せて流した(海中に没した)とされる・・・と言う。

 慌てて、低温の火星から、地球へ移住してきた人々は、

 ある日、突然浮上してきた、安山岩質のオノコロ島・・・

 パンゲア大陸・・・現在の地上である・・・の反動で、

 沈み始めた大陸、或いは島々から、必死に逃げ出し、

 あるいは、間に合わず、水に飲まれてしまった・・・

 ところが、このくだりは、ハンコックの「惑星の暗号」による、

 火星の2衛星とタルシス系4火山の形成要因と、

 不思議な事に非常に似ている。

 「惑星の暗号」によると、火星の南半球のイシディス、ヘラス、アルギュレの

 3大盆地は、実は、小惑星の衝突跡のクレーターであり、

 その凄まじい反動は、反対側の、北半球の地殻を吹き飛ばし、

 非球体の2衛星を形成し、さらに、エリュシウム、タルシスの、

 2大高地を形成した。

 その証拠に、火星の、これら盆地の地域と、高地の火山地帯、

 深く巨大な、マリネリス渓谷のある地帯には、残留地磁気が

 観測されないのだ。

 火星にも、かつて地球と同じように、マントル対流があり、

 地磁気があり、バンアレン帯があった筈なのだが、

 宇宙空間にまで地殻が吹き飛ぶほどの、激しい衝突に、

 マントル対流が停止してしまい、地磁気が失われ、

 降り注ぐ太陽放射線に対抗できない、知的生命体は、

 新たな故郷である火星を、見離さざるを得なかった・・・


        ダイヤ  ハート  スペード  クラブ

 ・・・と、書いていくと、必ずこう言う疑問が出てくる。

 「じゃあ、月はiconN05iconN09iconN05

 地球にも、ジャイアント・インパクトで、月が出来たのなら、

 その時、地球のマントル対流が、止まってしまわなかったのiconN05

 どうして、地球は、無事だったのiconN05

 そこなんですよ。私の言いたいのは。

 この連載の第2回で、言いましたよね。

 iconN04icon11お水万歳icon11iconN04ってiconN04

 火星は、今、どうなってますかiconN05

 水は、痕跡程度。無い事はないんだろうけど・・・と言う状態。

 かたや地球。海にはたっぷりのお水。

 これが、マントル対流の上に被ってる、フタ・・・地殻の冷却材となり、

 冷えた地殻がマントルに乗って移動、地殻同士の衝突によって、

 冷たい地殻がマントルに落ち込み、換わって熱いマグマが浮かび上がり、

 マントルが活発に対流する・・・すると、地磁気が強くなり、

 (ダイナモ理論、と言うそうですiconN04iconN04)バンアレン帯も強くなり、

 太陽放射線は、この磁場の力で、弾かれ、地球は守られる。

 お水が残ったかどうか・・・恐らく、火星と地球の運命を分けたのは、

 この「一事」に尽きると思うんです。

 で、ピラミッドは・・・iconN05

 次回へ持ち越します。すみません。

  では、また、近いうちに・・・

      きょうも、お越し下さって、ありがとうございました。



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Posted by さあちゃん at 04:31│Comments(6)メルヘン
この記事へのコメント
こんばんは、

惑星X「ニビル」、マントル対流、地学、自然、とか、苦手な
分野と思っていた用語について、ホンのちょっとだけ基礎知識を
調べて見ました。狸の脳の構造では とても理解できませんが、地球
の誕生とか生命の起源とか、普通の科学として 一所懸命に面白く
研究してる方々が 沢山おられ、中々興味深くこの記事を読ませて
貰いました。さあちゃんの妄想力は こうした核から生まれている
こともうなづけます ペコリ(笑)サテサテ、いよいよ地球の長い歴史
の(いや、地球科学から見れば秒の単位かも‥)お話しの入口に〜!
楽しみにしています。
Posted by 風 at 2015年02月07日 23:23
Dear 風さん
 30年前には、本気で「真説古事記」を信じてましたね。
節足動物が、突然変異で、裏返しの生命体となり、両生類が出来て、
そこから、魚類と爬虫類に分かれて進化した・・・なんてね・・・?
心臓の進化を見れば、間違いに気付く筈なんだけど・・・
銅鐸も、子供の時、あの線描き人形を「絵文字だ!」って言う本を読んで、
本気にしてしまったし・・・単純で、メルヘンチックで、おバカな信じ易い性格、
それが、さあの、本性なんです。
 いよいよ、メルヘンになって来ます。他の、科学的検証してる本に比べると、
内容が弱いですけど、がんばりますので、宜しく御願いします。
Posted by さあちゃんさあちゃん at 2015年02月08日 00:27
将来の夢・・・私も、作家を、ちょこっと夢見て居て、毎月、雑誌「公募ガイド」を買って、ああだこうだと知恵しぼってますが、なかなか、
モノに成りましぇ〜ん!

さぁちゃんは、理系の素晴らしい頭脳を持って居られるので、ノータリンの私もご相伴させて頂いて、夢へ向かって、ノーリターン!
頑張りましょう!!!*\(^o^)/*
Posted by 夢想花夢想花 at 2015年02月19日 03:04
Dear 夢想花さん
 理系頭脳じゃないです、ってば(笑)
しょっちゅう勘違いしてるし、ドジだし、愚図だし。
運動神経がないから、手足の動きのコントロールが出来ないし。
今に、歩けなくなるんじゃなかろうかって、恐怖に駆られてます。
 それでも、作家の夢は捨てられない・・・書きたいものがあるんです。
余りある才能を持ったわが子に嫉妬して、その才能を片端から潰してゆく、
狂気の親と、脱出しようともがく子供の、葛藤の姿・・・
 そのうち、また、ブログで書くかも・・・
Posted by さあちゃんさあちゃん at 2015年02月19日 09:46
期待してま〜す。*\(^o^)/*
Posted by 夢想花夢想花 at 2015年02月19日 10:40
Dear 夢想花さん
 いつのことやら・・・なんですよ(笑)
Posted by さあちゃんさあちゃん at 2015年02月20日 00:38
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