2014年12月20日
地震・火山・地球と火星・そしてピラミッド・・・3
まるねこ撮影。本文と無関係です。
最近気付いたんだけど、さあは、レモン色の花が好きらしい。
真っ黄色より、少し淡くて、ちょっと緑見の、レモンの色。
まるねこは、オレンジ色が好きでね。
お祝いのブーケを頼むのに、
「あの、オレンジの薔薇と、あそこの、オレンジのカーネーションと、
この、オレンジの、実みたいのと・・・」
おいおい、オレンジばっかりじゃん
花屋の店員さんが、笑ってたよ。
金星と地球。大きさや、地殻の成分は似ていると言う。
弱いながらも、バンアレン帯もある。
ただし、大気が厚い。90気圧。地球上で言うと、深海900メートルの水圧と同じ。
そして、殆どが二酸化炭素。その温室効果は凄まじく、
気温460℃
距離の話をすると、NASAが、火星火星言うから、
火星って近いと思ってる人が多いかもしれないけど、
本当は、金星の方が近い。
ただ、火星の近日点では、火星の方が近くなる。
火星の楕円軌道と地球の楕円軌道が、近付く時ね。
大気が薄いから、地表の観測がしやすいし、
昔々、望遠鏡で観測した時、表面の模様の変化が、
大気の流れや、雲のようには見えなかったせいで、
「火星人がいるに違いない」って思った人が、
騒ぎ立てたんだな。
その点、金星の表面は、いかにも大気が流れ、厚い雲が覆っている、
そう言う、常識範囲で理解できる様子が観測できたし、
光を分析すると、大気の成分が分かるから、
「金星人っていうのは、無理じゃね」って、
誰もが思ったんだろう。一時、アダムスキー型空飛ぶ円盤に、
金星人が乗ってるって事になってたけど、
あんまり、続かなかったな。あの話、どうなっちゃったんだろう。
閑話休題
子供の頃、凄く不思議だったのは、地球も火星も、木星もぜーーーんぶ、
同じ方向に回ってるって事。
太陽を中心にして、太陽の自転軸のはるか真上から、見下ろすと、
速度の違いはあっても、全部同じ方向に回ってる。
自転も公転も、すべて同方向。
「なんでやろ・・・たまに、違う方に回ってるヤツ、ないんかな?」
当時の子供用百科事典には、さして、難しい解説がなかった。
ただ、「事実は、こうなってます。」と言うだけで、理由や原因は、
「諸説ありますが、」と前置きして、「仮説①・・・」「仮説②・・・」・・・
と、こんな感じ。しょうがないよね。45年も前の本。
今では、ちゃんと定説がある。
超新星爆発の衝撃波などで、星間ガスが掻き集められ、
ガスが濃く集まった所に、恒星が誕生し、自転が始まると、
その周囲に円盤状にガスが公転し始め、それらが惑星の元となる。
だから、「たまに、反対に回ってるヤツ」が、いる訳は無い。
まず、公転ありき、だから、自転も反対のヤツなんか、無い。
・・・はずなのに、いるんだな、これが。
金星
金星のみ、自転が逆。
天文学的には、「自転軸の傾きが、ほぼ180度」と、言うらしい。
つまり、逆立ちしている、と言う事だ。
天王星は、ほぼ横倒し。地球も、23.43度傾いている。
理由は明白。小惑星の衝突だ。
もし、惑星の材料が少なく、、ちゃんとした惑星が出来た後、
余分な小惑星が出来上がらず、衝突が起こらなかったら、
きっと、その太陽系は、真っ直ぐに自転軸を立てた惑星が、
恒星を円軌道で回っていて、スゴークお行儀のいい、
絵に描いたような太陽系だろうな、って事なのだ。
ただ、小惑星ってヤツは、惑星の余り物でできたヤツばかりじゃない。
太陽系外から、ひょっこり紛れ込んでくる奴もいる。
だから、宇宙的に長い時間のうちには、全然、小惑星衝突を
経験せずに終わる惑星なんて、多分、ありえない。
だから、惑星達は、みんな、どれも、多少は傷ついて、ひねくれて、
世の中、ナナメに見てるヤツばかりなんだ・・・
その、最たるヤツが、金星。・・・そう言う事。
それで思うんだけど、金星が逆立ちしてる事・自転が極端に遅い事と、
(自転周期243日・公転周期224.7日・・つまり、1日が1年以上ある)
この、超高気温・高気圧、自転時速より速い風が吹く事は、
(『スーパーローテーション』って言う)無関係じゃ、ないんじゃないか
もの凄くでかい小惑星が、原始金星に衝突した。
そいつは、多分、もしかすると、大量のドライアイスを
含んでいたんじゃないだろうか・・・
なぜ、そう思うか・・・自転軸が逆立ちするほどの、インパクトを受けているのに、
金星の公転軌道は、ほぼ「円」。火星が、かなり長楕円なのに比較すると、
衝撃の割りに、密度の小さい物が衝突したんじゃないのか、って、思うわけ。
結構な速度で、北極か南極方向から、垂直に、ゴンッって、
拳を振り下ろされるみたいに、当たられたら、
公転軌道は、円形を保ったまま。ただ、自転軸が逆立ちしてしまい、
その衝撃で、自転速度が落ちてしまった。
その上、小惑星のドライアイスが溶け出し、温暖化を引き起こし、
本来の惑星規模では、持ちきれないほどの大気を持ってしまい、
現在に至る・・・と、素人は考えたわけ。
・・・どうだろう・・・
そんな、極方向から垂直に衝突って、あるのかな
続く
・・・いや~・・・むつかしい。魔法物語のようには、やっぱりいかない。
調べ調べ書いてます。
まだるっこしいとお思いの方は、次の本をお読み下さい。
ゼカリア・シッチン 「謎の10番惑星に宇宙人がいた!」
山田久延彦 「新説古事記シリーズ4巻」
グラハム・ハンコック「惑星の暗号」「神々の指紋」他
本じゃないけど、十数年前にNHKが放送した「宇宙」全6回
雑誌ニュートン 「火星大接近」「惑星最前線」
・・・その他、何だか怪しげな、超古代文明の本、多数。
では、また次回。きょうも、お越し下さって、ありがとうございました。
Posted by さあちゃん at 02:31│Comments(2)
│メルヘン
この記事へのコメント
さあちゃん こんばんは、
すごいね、さすが、さすが、さすがです。 判らないけど・・何だかわかる・・・(笑)変な講義を聞いてるより、ボンヤリイメージできる。
こうなると、もう科学の世界って、うふ、メルヘンですね、、
すごいね、さすが、さすが、さすがです。 判らないけど・・何だかわかる・・・(笑)変な講義を聞いてるより、ボンヤリイメージできる。
こうなると、もう科学の世界って、うふ、メルヘンですね、、
Posted by 風 at 2014年12月24日 20:37
Dear 風さん
イメージ、して頂いてますか?
さあの疑問は、ミクロからマクロ。素粒子って、どんなもんだろ?
だって、粒子であり波であるって、まだ、うまくイメージできないんですよ。
・・・イメージで理解したい所が、ホントのリケジョでない証拠なんですが(笑)
イメージ、して頂いてますか?
さあの疑問は、ミクロからマクロ。素粒子って、どんなもんだろ?
だって、粒子であり波であるって、まだ、うまくイメージできないんですよ。
・・・イメージで理解したい所が、ホントのリケジョでない証拠なんですが(笑)
Posted by さあちゃん at 2014年12月25日 10:38