2014年01月31日
子供達 さまざま
ちょっと、思い出話など・・・
さあには、子どもが３人いる。オランダ在住次代、ローマを旅行中、
スーベニールショップで、お世辞気味に、言われた。
「Ｂｏｙ ａｎｄ ｂｏｙ ａｎｄ ｇｉｒｌ？ Ｐｅｒｆｅｃｔ！！ 」
パーフェクトかどうか、分からないが、異性の兄弟がいるのは、
悪くないと思う。男ばかり、女ばかりよりは、見聞が広くなる。
自分も子供も、女姉妹ばかりと言う知人など、
「ガンダム？知らない。ドラゴンボール？分からない。
半ズボンの丈が、昔と違う？そうかしら？」
そんな会話になる。
逆に、男ばかりで育った、我がウチのオヤジなんか、
「娘の帰りが遅いから、迎えに行く？
一人で帰れるやろ？荷物が多いんか？」
女の子の夜道歩きが、物騒だと言う発想が、全くないから、
こんな事で、夫婦喧嘩になる。
近頃は、ＴＶニュースを見るようになり、少々見解を改めたようだが、
つい６、７年前まで、お笑い番組ばかり見ていたから、
女の子の親がするべき心配など、全く無関心だった。
多分、我が３匹の子（のっぽ）ブタ達は、そう言う頓珍漢は、無い。
・・・無い、と、思う。無いだろう・・・と、信じる。
まあ、信じるだけ、親馬鹿だと思うけど、ね。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
さあの長男は、３月２９日生まれ。幼稚園に３歳で入れたら、
４月５日生まれで、６歳上の姉のいる女の子と、同じ組。
何をさせても、その子は上手い。絵も運動も、体格もかなわない。
長男は、集団に飲み込まれ、右往左往が、精一杯。
しかし、子供の可能性は、実に無限大。
生まれ月の割りに、体格が大きかったおかげで、
年長組の運動会では、リレーのアンカーを走った。
親は、超早生まれが、アンカーだと思わないから、
「あれ？いつ走ったんだろう？アンカーの子が出てきたよ。
写真、撮り損ねた。幼稚園最後の運動会なのに・・・」
と、思って、良く見たら、長男が斜めタスキを掛けている。
「ええぇーーーっ
」後で先生に聞いた。ダントツに、足が速かったんだそうな。
さあに似なくて、よかったよね。
組体操も、大きいから、ピラミッドの土台でがんばった。
中学校時代は、特に、目立って大きい方ではなかったが、
中３の終わりごろから、にょきにょきと伸びだした。
困ったのは中学の詰襟制服。高校が詰襟なら、
校章やボタンを付け替える心算で、新調してやりたかったが、
推薦入試を受けた高校は、ブレザー制服だった。
面接試験の時、既に、制服は、キュウキュウだった。
でも、そんな子は、さぞ多かろうと思って、
あえて、古いまま行かせた。
だが卒業式で、壇上に上がった（全員順番に）長男の姿は、
・・・滅茶苦茶、みっともなかった。
縦方向ばかり伸びたので、本人も、よく分からなかったらしい。
肩幅は、何とか合っていたが、着丈が、やっと腰に掛かるくらい。
証書を貰って、お辞儀をすると、余計、丈が短く見えた。
・・・やばい・・・もっと早く、買い換えてやればよかった・・・
だから、卒業式後の高校入学説明会は、まだ、皆、
中学の制服で行くものなのに、もう詰襟は、着せられなかった。
長男は、「友達は、詰襟って言うてたで。私服なんて嫌や」と、
抵抗したが、数日の間に、また伸びたのか、いよいよ肩が
窮屈になり、ついに諦め、私服で出かけた。
制服採寸では、うんと大きい物を買い、ズボンと袖口を縫い上げて、
入学式に着せたのだった。それも、在学中に全て解き、
ズボンは縫い代まで出して、ぎりぎりをかがると言う荒業で、
高校の卒業式、長男の身長は、１８３ｃｍになっていた。
そんな風だから、次男も大きくなると思った。
次男は、中学では、割りとチビだった。
体育祭で、５段の人間ピラミッドでは、てっぺんだった。
小さいだけでなく、手足の強さや、度胸もいるので、
ただ、軽く小さいと言うだけでは、選ばれないものらしかった。
１度は、崩れて失敗し、てっぺん近くから、墜落したが、
すぐに立ち直って、昇り直し、てっぺんに立った。
この次男も、１２月１３日生まれ。年度後半生まれだし、
オランダの、アムステルダム日本人学校で、入学したから、
年度前半生まれの子達は、一旦、オランダの小学校に、
前年９月に入学している状態での１年生だった。
つまり、クラスの半分は、既に他所で、１年生をやって来ているのだ。
脳味噌の出来はよかったが、何をしても、やや赤ん坊だった。
１度、パジャマを脱がずに、その上から服を着て、
学校へ行ってしまった。パジャマの洗濯をしようとして、
さあは、どれほど部屋を探した事か。
スクールバスを降りてきた次男の、服の裾から、
パジャマが覗いているのを見て、笑うなと言うのは、酷過ぎる。
体育がない日だったので、知っているのは、さあと長男、
ご近所の、日本人の親子達だけである。
この兄弟は、オランダの新聞に、載った事がある。
女王の日、というのがあって、全国民、フリーマーケットを
やってもいい日、と言うので、息子達は、リコーダー合奏で、
投げ銭を貰おうとする友達に、ヴァイオリンで参加し、
「エーデルワイス」等を演奏したらしい。
長男は、結構、音感が良かったら、聞き覚えで大抵の曲を弾き、
人目を引いて、いつの間にか、記者に写真を撮られていたらしい。
大きく写真が載って、ちょっとした有名人になってしまった。
次男は、残念ながら後姿だったが、斜め後ろの頬のラインで、
間違えようがなかった。
後日、キューケンホフ・チューリップ公園で、長男は、
全く見知らぬオランダ人親子に、呼び止められ、
男の子と一緒に、写真を撮られたという。
男の子は、長男を指して、「フィオール、フィオール」と叫び、
（フィオールは、オランダ語で、バイオリンの事）
父親らしい人は、「フォト、ＯＫ？」というので、ＯＫと言ったらしい。
同じくらいの年の、あの子は、今、あの時の写真を、
何と思って、見返しているのだろう。
続く
2024年 今年もよろしくお願い申し上げます‼️
豆皿ばかりが増えました
一年以上 ご無沙汰してしまいました
まるねこ娘と親馬鹿ママの合同誕生日会
まるねこ椎茸ちゃんの、MAMORU四コマ劇場！
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Posted by さあちゃん at 09:55│Comments(2)
│親ばか
この記事へのコメント
さあちゃん、
思い出は語りつくせないほど・・ある見たいですね、
（シミジミ）
思い出は語りつくせないほど・・ある見たいですね、
（シミジミ）
Posted by 風
at 2014年02月05日 15:59
at 2014年02月05日 15:59Ｄｅａｒ 風さん
書いてていいなら、一日中だって、書いてますよ。
だらだらと、ながながと・・・
書いてていいなら、一日中だって、書いてますよ。
だらだらと、ながながと・・・
Posted by さあちゃん at 2014年02月05日 18:33
at 2014年02月05日 18:33
