2018年10月11日
恐ろしかった一日と、考えさせられた事

守秘義務があるから、詳細はあんまり書けないが、
とにかく、丸一日、恐ろしい思いをさせられた。
朝、私、出勤前。早朝保育に0歳児を連れて来た保護者。
夜泣きで深夜起きてから、機嫌が悪い、だけ伝えて、
子どもを預けて行ったが、どうにも様子がおかしい。
ご飯やおやつは、落ち着いて食べるのだが、どうあやしても泣くばかり。
熱はない、が、呼吸が荒く、脈が早い。顔色も悪い。
担任が保護者に連絡すると、夜中にベッドから落ちたと言う。

頭を打った様子はない、と主張するばかりで、話が噛み合わない。
朝、登園受入れ時に、落ちた事を言うと、受入れて貰えないと思って、
黙っていたらしい。なるべく早く迎えに行く、とは、言うが、
すぐに行くとは、とうとう、言ってくれなかった。

担当保育士達は、頭を打った前提で、観察したが、
嘔吐や麻痺はなかった。「睡眠不足かな?」
若い担任は、睡眠をとらせる選択をした。
だが、私は外科クリニックで受付をしていた経験から、
子どもの肋骨や鎖骨は、折れやすい事を、知っていた。

そう思って見ると、どうも左腕の動きが悪い。ハイハイしない。
左から差し出した玩具を、受け取らない。
ただ、この子は右利きなので、それだけでは、分かりにくかった。
オムツを替えようと抱き上げた時、決定的な事が起こった。
足元に、別の子がまとわりつき、抱き上げた子を、ひょい、と抱き直した。
子どもの左脇を、少し強く押さえた。と、
「キャー!」と言う、悲鳴のような泣き声が上がった。
左半身に何かある・・・丁度、看護師さんが出勤して来られた。
朝から見守り続けた結果を、保育士達が口々に説明した。
ちょうど保護者も到着した。
試しに、少し離れた保護者が呼び掛けたが、やはりハイハイしない。
抱き上げると、泣くが、右抱きだと泣かない。
どこかに骨折か、少なくとも捻挫はあるだろう、と言われて、
保護者は、真っ青になった。物凄く狼狽えている。
保育園から直接、係りつけの小児科に、行く予定だったらしいが、
行っても外科に回される、直接外科に行くよう、看護師が説得した。
その結果がさっき来た。
やはり鎖骨だった。夜泣きだなんて、適当な事を言って、
無理に登園させても、バレる時は、バレる。
もし、落下の情報がなくても、看護師が見れば、すぐ解る。
看護師でなくても、さあのようなドシロウトでも、解るときは解る。
明らかに昨日までと動きが違うのだ。
保護者は、今日は機嫌の悪い日、で保育園を押し通して、
近所の小児科へ、夜の診療に滑り込む心算だったのだろうが、
もし、そこで骨折が判明したら、どうなるだろうか?
家庭内事故がうやむやになり、保育園内の事故にされて、
私達が、責任を問われたかも知れない。
ただ、朝から泣くばかりで、後は泣き疲れて眠ってばかりでは、
保育園内事故は、考えられない。本当に、どうするつもりだったのか?
その前日に、事故がなかった事は、明白なのだ。
それに、責任問題にならなくても、明朝電話連絡で、
「骨折で休みます」と、聞いた保育士達が、どう思うか。
・・・



いや、家でやったと言われても、
じゃあ、骨折のまま預かって、何か、悪化させる様なことが、
無かったかしらと、気を揉み、また職員会議級の、大事件になってしまう。
ちょっと冷静に、保護者が

保護者の誰もが、外科の知識がある訳ではない。
でも、だからこそ、物言えぬ赤ちゃんの家庭内事故は、
親にはわからない怪我が、どこかにあると言う前提で、


医療関係者なら、朝の不機嫌の状態で、左半身の異変を
見抜いていただろうし、すぐレントゲン撮影、骨折はその段階で
判明していたはずだ。
実は私とウチの子ども達は、全員骨折の経験者だ。
骨折は、折れた日から3日間が痛い。経験者だけが知る痛みだ。
翌朝すぐ病院に行っておれば、何も情報を知らされない保育士達が、
どうして泣くのかと、あやそうとして、痛いところを知らずに触って、
余計な痛みを与える様な事はなくて、すんだはずなのだ。
運動会も近いので、ホールで体を動かすと、指導計画されている。
泣き疲れて眠ったから、ホールには行ってないが、
無理に運動させていたらと思うと、
・・・ぞっとする。





保育園児の保護者の方々に言いたい。
お仕事大事は、わかります。でも、0歳児は、痛いところを示せません。
看護師さんの出勤日でなかったら、発見が遅れて、
治り難くなったかも、知れません。
どうか、保育園の保育士には、正確な情報をください。
どんな些細な事でも、知らせてください。
預かって貰えないから、黙っておく、は、一番、子どもさんを苦しめます。
早く病院へ行けば、痛み止めが処方され、痛みで泣き疲れる事も
なかったはずです。
子どもさんを預からないと言う判断は、保育士の、
「子ども達の最善の利益のために」と言う、
モットーに基づいているのです。
仕事は待ってくれないから。でも、子どもの傷病も、待ってくれません。
一日、痛い思いをし続けて、子どもは、どう思ったでしょう?
何でもなければ、それでいいではないですか?
話せない赤ちゃんなのです。
お医者様に、「大丈夫」を貰ってください。お願いします。
ちょっと、しんどい事になっちゃった❗
意味不明のフェルトケーキ
人手不足・・・保育士なら誰でもいいのか・・・
明けましておめでとう2023!
どうして、人手不足が解消しないのだろう‼️
人手不足·····ついに·····
意味不明のフェルトケーキ
人手不足・・・保育士なら誰でもいいのか・・・
明けましておめでとう2023!
どうして、人手不足が解消しないのだろう‼️
人手不足·····ついに·····
Posted by さあちゃん at 22:00│Comments(0)
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