2016年11月17日

高齢ドライバー・日常の迷惑な状態



 さあの職場は、「地元」で近くなんだけど、「分室」だから、

最近、よく「本部」に呼ばれて行く事が多い。

もともと、分室のオープニングスタッフで、研修は本部だったから、

本部の「勝手」がわかってるし、子供達も顔なじみだし。

・・・それは全然かまわないんだけど、通勤に、困る時がある。

彦根って、田舎町なのよ。だから、道が狭い。

乗用車がすれ違えない道なんて、あたりまえ。

さあの通う道も、かなり狭い所がある。

見通しも悪い。カーブミラーがそこここに立ってるから、

いきなり正面衝突は、しないけれど、頭突き合せたら、

どちらかがバックするしかない。

・・・それが嫌で、最近、変な抜け道を発見してしまい、

もっぱら、そちらを通っている、んだけど、この道沿いにも

見る見る家が建ち並び、度々、車と行き合うようになって来た。

距離的には、30mほど。堤防の上だから、逃げ場はない。

対向車に行き会ったら、橋のたもとまで戻るか、

道の端の地蔵堂の裏の、小さい逃げ場へ入るかしかない。

それでも、100m近い見通しの悪いウネウネ道よりは、

見通しが良いだけでも、ましだ。

ただ、それも双方の運転手が、アイコンタクトで了解し合ってこそ、

出来る事で、昨日の場合は・・・

薄緑の軽自動車が、土手の道のまん中に、ドン、って、

止まってて、全然動かない。

見れば、70代後半の男性運転手。運転席の下をのぞき込んだり、

ハンドル周辺をいじったりしている様子が、外から分かる。

そして、一向に動き出さない。

対向車が来ている事は、分かっているらしいのだが、

何をしようとしてるのか、全く不明。

何かの都合で停車するなら、もう少しでも道幅のある所で

止まるべきだろうし、エンストしたなら、慌てた素振りもあるだろうに、

そんな感じではない。ただ、こっちは、遅刻ギリギリ。

バックで戻って、狭い本道へ入り直すなんて、到底できない。

何回切り返さねばならないか・・・

さあは切羽詰まって、多分私有地であろう道の脇へ、降りて、

軽自動車を追い越した。老運転手は、さあの車には目もくれず、

ずっと、何だかやっている。

時間があったら、「何やってんですか!前か後か、動いて下さいよ!!」

くらいは、言ったかも知れないが、とにかく、さあは、急いでたの。

そういえば、先週にも、危ない運転を見た。

シニアマーク車が、左折ウインカーを出しているのに、

どんどん右へ寄って、センターラインを越えてしまったのだ。

・・・ど・・・どこへ行く気やねん?・・・

と、思った次の瞬間、その車は、ぐるっと大回りに左へ曲がった。

・・・ええっ!!!・・・

困ったことに、さあも左折せねばならなかった。

つまり、その車は、1km近く、さあの前を走り続け、

左右へ曲がるたびに、一旦反対側車線にはみ出すほど、

大回りに曲がるのだ。(右折は、歩道や路側帯に入り込んでる)

もし、見通しのきかない所で、突然、大型車が対向してきたら、

大事故である。(そういう箇所が、ある道だった)

ウチのオヤジに確認すると、昔に免許を取った人で、

軽トラックなどを日常に使っていた人が、よくやるそうだ。

そうかも知れないが、対向車線にはみ出すのは、

判断力の低下の現れであろう。

それと、もう1件。これは、さあも悪いのだが、

近所のスーパー(古巣よ。ここのパン屋に3年余り働いた。)で、

・・・車、何処に停めようかなぁ・・・

で、ここ、と思ったところに入りかけたら、ちょうどいい所が、

目の前で空いたの。誰だって、移動するでしょ?

そしたら、突然、斜めに車が来た。・・・やばい・・・

おきて破りは、コッチだと思ってるから、慌てて左へ寄りながら、

停車しようとしたら、相手の車、何とした事か、

さあの車の、左へ回り込んで来るではないか!!

つまり、向こうは、車のくせに、緊急時に右へ回避している!!

こんな時は、止まった方の勝ちだ。さあは、とにかく止まって、

相手の行きたいように、進ませた。

運転手は、窓からようやく頭部だけ見えるほどの、小柄な老女。

後ろから老男が、身を乗り出して、周りを指さして何か言っている。

にもかかわらず、老女はまっすぐ前だけ見て、そして、

駐車枠線など、完全無視して駐車場を縦横に走り回り、

ようやく、どうにか、とある枠線の中に車を止めた。

・・・恐ろしや・・・老人ドライバー・・・

この駐車場は、ごく一部に、出入りの楽な駐車スペースがある。

老女の停車したのは、まさにその場所だった。

つまり、そこへ行こうとして、もう、周りは全く目に入らず、

人が来ようが車が来ようが、ひたすらそこを目指した、

と言う事らしい。

 高齢者ドライバーの危険性について、連日報道されている。

運動能力や、動体視力を測って、とか言っているが、

旧式の運転法を忠実に守りすぎて、周囲を驚かせたり、

人の注意を聞きにくい性格に変貌していたり、

自分が、今現在、他人に迷惑をかけていないか、

顧みる事が出来なくなってたり、・・・視力や反射神経では、

測れない部分が、運転には、重大に影響しているのだ。

この辺も、過疎とまではいかないが、車がないと生活し難い。

だが、こう続けざまに高齢者の迷惑運転に行き会うと、

やはり、恐怖を感じてしまう。75歳・・・80歳でもいい。

運転定年制は、やはり必要なのではないだろうか。

事故に至らなくても、細道で止まって居られたら、迷惑なのだ。

それを、迷惑をかけてると判断できないのなら、

運転自体をやめて貰わねばならない。

 厳しい事だが、仕方がないのであろう。

日本の道は、狭いのだ。狭い道を広げるのも難しい。

また道を広げても、ヒトの老いはやむない事だ。

私も、日々ハンドルを握っているが、老いた日には、

子供らの住む、便利な都会へ移る気でいる。

バスや電車の便がいい都会なら、車の運転は必要ない。

万一にも、他所様に癒えぬ傷を負わせたらと思うと、

その方がいいに決まっている。

子供に迷惑かけたくないと言いながら、老人所帯で無理をして、

子供らに生涯拭えぬ、苦しい負債を負わせる事になる危険性を、

考え付かないのも、また、老いのせいであろう。

 どうか、行政は本当の効果的な免許返納法を、

速やかに施行して頂きたい。この暢気な田舎町に、

悲惨な大事故が起こる前に。




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木星金星大接近!!
またまた載っちゃいました!!!!!
合掌
ちょっと元気が出たかな・・・?
捨てる神あれば拾う神あり
合格しましたっ!!!!!
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 木星金星大接近!! (2023-03-04 21:58)
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 迷惑コメント・・・何なのだろう・・・ (2017-10-12 00:00)
 またまた載っちゃいました!!!!! (2017-06-18 01:29)
 納骨はしたけれど・・・ (2017-05-27 20:56)
 合掌 (2017-05-03 12:44)

Posted by さあちゃん at 13:09│Comments(2)無題
この記事へのコメント
今晩は♪

うふふ、ありますね~
イラッ! ムッ! とするようなドライバー、、、(`皿´)
うんうん、左折するのに大きく反対斜線をはみ出してまでも大曲りする車❗
何するねん❗ 何でそんなに大曲りする必要があるねん❗ ( ´Д`)ノ

それに高齢者に限らず、むしろ初心者?不慣れ?なのか右折するのにセンターまで出ず停止線でじっと待ってる車❗(ΘдΘ)
そして信号が黄色になった時点で自分だけサッと渡りきり後続の車は取り残され唖然!!(;゚Д゚)
 (こんな車は急いでる時は特にイライラしますよ~ホンマに) (笑)

まぁ~長く運転してると色んな事がままありますわ~(*´ω`*)

でも、何れ自分も高齢ドライバーの仲間入り?(笑)
になる可能性があるので余りカッカッせず冷静に運転しましょうと思う今日この頃です。ナンチャッテ(;^ω^)

しかし、最近の高齢ドライバー、、、
事故も含め問題が多いですね、ルール以外でも何かの対策が必要な気がしています。
Posted by DreamDream at 2016年11月19日 00:26
Dear Dreamさん
 ず~~っと前に、工事中の通行止めの道を抜けて、さあの車に追突して来たバイクは、
若い女性でした。聞けば、友だちに借りたバイクだとか。
借り物で横着な事、するんじゃないよ!!って、叱りつけてやりましたが。

 右折でセンターに出た時、ハンドルを右に切ってると、万一追突されると、
直進車に頭削られ、大事故になるって、聞いたんじゃないですか?
だから、センターに出ても、ハンドルは、まだ右に切らないでね、を読まずに、
怖いから、停止線で待ってる・・・後続車は困りますね。
 
 多分、高齢ドライバーの事故は、ちょっと前から増えて来てたんでしょうね。
ただ、子供さんが被害に遭う例が、続いたもんだから、急に報道が多くなったんでしょうね。
 自動ブレーキとか、自動駐車機能とか、もう、すぐにでもできそうな気がするんだけど、
サイドから接近する自転車とかに、反応させようとすると、もう、しょっちゅう、
一旦停止ばっかり、しちゃうだろうな、って思うし。
 さっきのニュースでやってたように、やっぱり75歳まで。
よっぽど元気で、やむない事情の人で、80歳まで。
そのあたりにして欲しいですね。こんなに万民が車の運転する社会なんて、
人類史上、今までなかったんだから、色々新しい法律が必要なんですよ。
Posted by さあちゃんさあちゃん at 2016年11月19日 01:08
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