2015年12月28日
マリョレイン・バスティン・・・ちょっと不思議な話
ちょっとピンボケ気味で、すみません。
古い雑誌の、広告欄です。
マリョレイン・バスティン・・・オランダの画家、イラストレーター。
まあ、書いてある通りです。
冬休みのレポートの題材を捜してた、まるねこ娘が、さあの古雑誌をひっくり返して、
あーでもないこーでもないと、ひと騒ぎ。
で、このネズミの絵を見つけて、「これ可愛いやん。作者、検索して。」
まるねこ娘は、カタカナも苦手。長い人名は、傍にいる人に読んでもらう。
加えて、さあはその時、丁度パソコンを触ってた。
「これでレポート書くの」
「まだ決めてへんけど、なんか、可愛い。」
で、検索すると、オランダの自然を題材に、絵本や小物のイラスト等で活躍、とある。
・・・あれ・・・見覚えがあるぞ、この雰囲気・・・
慌てて本箱から、古いレターセットを引っ張り出した。
オランダ時代、パソコンは、まだまだ通信手段としては、マイナーだった。
だから、さあは、実家やお友達に、よく手紙を書いた。
せっかく出すんだから、オランダらしい野花や小鳥などの絵のついた、
便箋や封筒をよく使った。また、近所のドラッグストアにでも、
そういう物が、普通に売っていた。
リアルだけど、リアルすぎない。
優しい色使いの、このシリーズが、
気に入って、数セットを買って帰国。
それも、20年の歳月に、使い切り、
大事に取っていた美しいケースも、
悪ガキどもの成長の餌食となり、
残ったのは、これ1枚。
・・・マリョレイン・バスティン・・・
間違いなく、彼女の絵でした。
恐らくは、子ネズミのキャラクターが、
メジャーになる前の、イラスト。
驚いたのは、まるねこ娘。
「なんでどうしてこんなモンが、ウチにあるん」
「だって、オランダの画家やん。オランダのレターセットのイラスト描いてても、
何の不思議もあらへん。それより、あんたがこの子ネズミのイラストに、
目を止めた方が不思議やわ。
子ネズミのキャラクターは、他にも、いっぱいあるやん。
ピーターラビットのベアトリクス・ポッターとか、
ジル・バークレムの「野ばらの村の物語」とか、
いわむらかずおの「14匹のねずみ」のシリーズとか・・・
なんで、マリョレイン・バスティンやったん」
う・・・と、一瞬、まるねこは黙った。それから、考え考え喋り出した。
「なんか、・・・心に響く・・・って言うか・・・すごく気になる、って言うか・・・
オランダとか、書いてある字は、全然見てへんかったけど、
・・・懐かしかったんかも知れん。」
これが、「実力あるイラストレーター」の絵って言うもんでしょ。
赤ん坊の頃に、身近にあったイラストを、見るともなしに見て育ち、
大人になって、その作者が描いた、別のイラストを見て、
「懐かしい。割と好きな絵やわ。作者、誰やろ」
まるねこの、描く者が持つ特有の目が、それを捉えたのだろうけど、
作者と見る側が、こんなにもピタリと、符合する瞬間って、
まあ、そんなに無い事じゃ、なかろうか。
だって、オランダ時代のまるねこは0~4歳。
加えて、うちには「子ネズミのベラ」の絵本はない。
レターセットのイラストは、あくまで、花や鳥や虫ばかり。
擬人化されたキャラクターはない。
それでもまるねこは、バスティンの絵を「子供の頃に見た懐かしい絵」として、
認識した。
この手のリアルさで、イラストを描く人は、少なくはない。
他の、似たイラストに目を止めても、不思議はない。
それに普段、まるねこ娘は、こんな可愛い擬人化キャラクターに、
目を止めない。動物は動物として、リアルに描かれたものを好む。
シルバニアファミリーのおもちゃに、あまり興味を示さなかったタイプだ。
(結構買い与えたんだが・・・)
それが、今になって、レポート作成のためとは言え、
「懐かしい感じ」として、子供時代によく目にした絵と、同じ作者の絵を
ちまちました広告欄から、見つけ出して来るとは。
(ピンボケなのは、元の絵が小さすぎるの)
まるねこの眼力の鋭さは、今に始まった事じゃないけど、
ホントに、この子、視力悪いのかね
不思議で不思議で、しょうがない。
あんまり不思議なので、ちょっと(長いよ)書いてみました。
では、また次回。今日もお越し下さって、ありがとうございました。
2024年 今年もよろしくお願い申し上げます‼️
豆皿ばかりが増えました
一年以上 ご無沙汰してしまいました
まるねこ娘と親馬鹿ママの合同誕生日会
まるねこ椎茸ちゃんの、MAMORU四コマ劇場!
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Posted by さあちゃん at 04:37│Comments(0)
│親ばか