2012年07月20日

時効だから、白状しますが・・・

 
 オリンピックが近付いて、大津の事件は、少し、扱いが減りましたね。

 もと、(現?)いじめられっ子としては、しんどい日々です。

 見聞きする度、首の後ろが、じりじりする。胸がむかつく。

 肩こりしない性質なんですが、「多分、これが肩こりなんだな」っていう痛みを、

 首、肩、背中に感じる。・・・PTSDなのかな、って思います。

 昨日は、結構エラそうな事、書きました。まあ・・・事実ではあるんですが・・・

 ただ、少々、書き足すべき事も、やはり、ありまして・・・

 懺悔と言うか、自首と言うか・・・死に切れなかった言い訳というか・・・

 まず自首。「The Song of Wind」の、登場人物の名前に、時々、

 植物の学名を使ってますが、出展は、薬草図鑑。何で、そんなものを持ってるか。

 中学生時代、いじめに耐えかねて、給食に、毒物混入を目論み、

 野草から、有毒成分を抽出しようとしました。

 理科室から、薬品を、盗み出せなかったもので・・・

 「中世、魔女とされた女達は、台所で薬を作った。」と、本で読み、

 それなら、できるはずだと、野草を摘み、母親の留守に、やりました。

 で、入れたわけ。でも、たぶん、毒物になってなかったんだろうね。

 なにしろ、Googleの無い時代の、田舎の中学生が、思いつきでやったんだから。

 一応、調べたんですよ。いろいろ、分かる限り・・・でも、失敗でした。

 がっかりしましたよ。薬学熱も冷めちゃった。

 もっとも、成功していたら・・・ぞっとしますね。45人、殺してたかも知れない・・・


 もう一つ、自殺について。

 死に損ないが、ウンチクを述べたって、たいした意味は無い。わかってます。

 ただ、私は、未来に夢を繋いで、踏みとどまったわけじゃない。

 その点では、未だに心理的に、非常に危ないライン上にいるわけです。

 なぜ、死ななかったか。単純明快。100%死ぬ自信が、なかった。

 田舎だったから、高い建物がなくて、飛び降りる所もなかった。

 もし、都会のビル街に暮らしていたら、私は、とっくに、この世から消えていたでしょうね。

 確実に死ぬには、10階以上からでないと、駄目だと思った。

 だから、首を吊ったり、川に飛び込んだり、手首を切ったり、色々考えましたよ。

 ただ、やり損なって、生き残った時の事を考えると、踏み切れなかった。

 万が一、無酸素脳症とか、脊椎損傷とかで生き残った場合、

 私は、多分、死ぬより辛い羽目に陥る、それが分かっていたから、

 決行出来なかったんです。

 我が母親は、結構な鬼親で、私には事の他、辛辣で、歯に衣着せぬ人だった。

 万一、体の自由を失って、この親の手を煩わせる事になったら、

 何を言われ、どんな扱いを受けるか・・・恐らく、毎日、毎時、

 「事故や病気なら兎も角、自分でこんな事して、どれほど、周りに迷惑か。

  兄弟から、親類縁者、皆、縁遠くなるし。おまけに、お金が、どれだけ掛るか。

  勝手な事しでかして、親兄弟に迷惑かけて、どんな心算してたんや?」

 ・・・と、言った事を、言われ続ける事になる。それが、なにより恐ろしかった。

 優しい親の方が良いけれど、冷淡さが、命を繋ぎ止めたわけ。そんな事もある訳で・・・

 こうして、生きてます。時々、虚しくなります。なぜ、生きてるんだろうって。


 いじめって、こういう人間を生むんです。虚無に取り憑かれて、被害妄想に悩まされて、

 命の澱の中で、無為に足掻き続ける・・・

 もし、『いじめ』と言う言葉が、全て、『犯罪』と置き換えられ、必然的に、

 処罰の対象になる日が来れば、少しは、報われる気も、するのですが・・・




Posted by さあちゃん at 10:28│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは

いじめの問題は人が人であるかぎり正直なところなくならないでしょうね・・・。

なにもしないと相手はどんどん過激になるし
かと言ってやり返すとなぜかこっちが悪者扱い・・・

なんとかならないものか・・・

はぁ・・・・

ちなみに私の場合、親は「自分のことは自分で」的な親でしたので
学力をおとさないように自宅で勉強して不登校してました。
Posted by ライフスタイル 脇ライフスタイル 脇 at 2012年07月20日 17:21
Dear 脇先生
 いじめ(犯罪)は、なくならない。その通りです。
人類が、野生生物だった昔から、犯罪は、存在していたのだから。
 学校と言う密室の中で、さらに、自分と言う、密室に閉じこもって、
時の過ぎるのを、じっと待っているしかない・・・

親御さんの対応は、立派ですね。時代の流れをかんじます。
Posted by さあちゃんさあちゃん at 2012年07月20日 18:06
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