2017年09月10日

だから、行事が多すぎなんだって!!



 やっとバザーが終わったと思ったら、

 今度は、運動会だそうで、今月末頃にありますが、

 ・・・だから、行事が多すぎるんだってiconN04iconN04

 お誕生日会もあったし。・・・って言うか、

 今の保育園の誕生日会は、誕生月の子どもの保護者が参加する。

 お家の人が来て、一緒に遊んだり、給食を食べたりする。

 保護者会と違って、「その子」のお母さん(お父さん)だけだから、

 1、2歳児(満3歳児)にとっては、珍しい光景。

 よそのお母さんが、ちょっとおめかしして、現れるわけよ。

 いつもより、いい服で、お化粧も念入り気味・・・かも・・・で。

 お家で、最近赤ちゃんが生まれて、充分甘えてない子は、

 よそのお母さんでも、「お母さん」なら全部、うれしい。

 テンションMAXで、飛びついたりする。kao12

 ところが、このお母さんも妊婦さん。

 血の気が引きましたよ。kao_12

 「膝の上だから、大丈夫。」とは言って下さったけど・・・kao_3icon10

 先生じゃなくて、〇〇ちゃんのお母さんが、

 絵本を読んでくれたり、砂場で一緒にお山を作ったり、

 本人の〇〇ちゃんは、

  「うちのお母さん、こんなに素敵なんだiconN04

 ・・・って、再認識。それは、良い事だと思う。

 日常的に余り、親子で触れ合う時間のない、保育園児にとって、

 お家で、お祝いして貰うだけじゃなく、

 保育園まで、お仕事休んで、お家の人が来てくれて、

 お友達みんなから、慕われる姿を見る訳だから。

 でも、さあ的には、ちょっと、手順に問題があると思う。

 楽しく、給食を食べた後、・・・が、問題なの。

 最後に園長先生から、お家の方へ、直々にお話がある。

 「子ども抜き」よ。

 普通なら、パジャマに着替えて、お昼寝をする時間。

 ところが「お話」の後、子どもと一緒に帰るお母さんもいる。

 やっと満2歳だと、お母さんが自分を連れて帰ってくれるのか、

 お昼寝の後、もう一回、迎えに来てくれるのか、

 あんまり意識してないから、パジャマを着せられて、

 お布団に入れられても、別に動揺した様子はないけど、

 問題は、満3歳児。

 「お誕生日会の後は、お昼寝せずに、お母さんとお家に帰る。」と、

 ちゃんと理解してるから、

 「お母さん、お話を聞いて来るから、待っててね。」が、

 承知できない。できる訳がない。

 お着替えもしないし、自分のお布団も敷いて貰ってないし、

 「これから、お家に帰るはず」と、信じてるのに、

 お母さんは不意に姿を隠してしまう。

 こんな不安な事はない。当然、大泣きしてしまう。

 前にも、大泣き事件があった。、誕生日会の後、

 あるお母さんが、給食も食べずに帰ってしまったのだ。

 お母さんは、産褥明けに無理を押して、新生児を抱いて、

 来てくれたのだとは、本人の子どもは理解できない。

 お誕生日会にお母さんが来た後は、大手を振って、

 平日の昼間に、お家に帰れるはずなのだ。

 当然、大泣き。3歳児は、つくづく難しい。

 8月のお誕生日会と、9月のお誕生日会とが、接近しすぎてたし、

 バザーもあったし、行事押せ押せの中での、お誕生日会。

 そんな中で、思いがけない不安が起これば、泣きたくもなる訳で。

 ・・・そんな事を言ったら、どの年齢だって、難しいのだが、

 「iconN07大人の階段のぼる~iconN07」ではないが、

 赤ちゃんから、「子どもの階段」を上り始めた満3歳児達は、

 時間と空間の関係を、端っこから順不同に理解し始める。

 その、差し掛かりの子たちにとって、行事が目白押しに

 次々やって来るのは、落ち着かない事、はなはだしいのでは

 ないだろうか。

 
 運動会の練習が、毎日少しずつ、進んでいく。

 年長児だけだけど、旗ふりや太鼓など、こっそりひっそり

 練習できるものではないから、当然、1、2歳児クラスも、

 浮足立ってしまう。

 満2歳児(1歳クラス)は、行事が何であるか、分からないから、

 自分を包む園内の意気が、家の空気と違う事を感じて、

 大人には分からない事で泣いたり、騒いだりする。

 それを感じて、保育者がちょっと甘やかすと、

 お迎えのお母さんに、「お家に帰らへん」と、泣いたりする。

 私立保育園にとって、行事は、PR事業なのだろうから、

 派手にならざるを得ない、とは思う。

 運動会や、発表会はいいだろう。

 だが、バザーは「あえて、やりません」も、

 一種のPRではないのだろうかiconN05

 規模から考えると、その収益がないと、運営が成り立たないとは、

 思えないのだが。


 誕生日会の「園長先生のお話会」も、日々手探りで育児する、

 若い保護者達にとっては、貴重な指針であろうとは思う。

 が、「行事はすんだ、さあ、おうちへ帰ろう」と思ったとたん、

 不安のどん底に突き落とされる満3歳児の心理を思うなら、

 「給食、美味しかったね。さあ、帰ろうか。」に、なるように、

 登園後、いつもの遊びの間に「お話」を済ませて、

 それから、「お誕生日会」、給食を一緒に食べる、の順に、

 変えて貰えないだろうか、と思う。

 お絵描きや粘土遊び、園庭で駆け回っている間なら、

 お母さんが一時「お話」で、行ってしまっても、

 わーわーと、泣き続ける暇はない。

 遊ばなくっちゃならないのは、結構忙しいのだ。

 今の手順では、お友達が次々お昼寝で、静かになって行く中、

 カーテンを閉めて、薄暗くした部屋の中で、一人、

 目を覚ましていなければならないのだから、(保育士はいる)

 不安で泣けるのは、素人でもわかる。

 小さい園だから、泣き声は筒抜けである。

 「あ、ウチの子の泣き声」と思ったお母さんも、不安になるだろうし、

 ちょっと考えて欲しいと、思ってしまう。

 海千山千で、物流の荷物担ぎから、デパートの売り子から、

 色々とやってきた新人ババァ保育士は、

 思う所が、多すぎて、たまに愚痴りたいんだけど、

 個人情報保護法のおかげで、作文が難しい。

 時間に余裕がないと、うっかり愚痴も書けないのよ。

 ああつかれた。ではまた次回。

  今日もお越し下さって、ありがとうございました

  


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Posted by さあちゃん at 13:08│Comments(0)愚痴
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