付け足し・・・Quarandolleってなんだ?

さあちゃん

2015年09月09日 09:21


 そうでした。

 Quarandolleったって、最近お近づきになった方には、分かんないんだった。

 申し訳ありません。

 2011年1月15日から2013年10月27日まで、

 このブログで連載してた、ファンタジー小説「風の歌」に出て来る、

 「地名」です。クァランドールと読みます。

 地名って言うか、主人公達の活躍する世界の、一大文化圏の名前です。

 かつて、クァランドール帝国って言うのがあった、と言う設定で、

 だから、文字、話し言葉、生活様式、等が共通という、設定。

 まあ、基本、中世ヨーロッパの封建社会、絶対王政が、モデルです。

 昔々、さあが14歳の中学3年生の頃、友達が妖精物語を書いてまして、

 そこに便乗する形で、物語を書き出したんだけど、さあって、その頃から、

 屁理屈少女だったから、すぐに自分独自の世界を作り始めちゃったんです。

 魔法も妖精も好きだったけど、やっぱり理論で割り切れて欲しかったんだな。

 だから、中学生の知識で解る限りの、生態系と地理的条件を備えた、

 世界地図を、勝手に作っちゃったんです。

 北に氷雪の異世界、南に大海洋、東に魔の樹海、西に草原と砂漠。

 中央に三日月形の湖、その真ん中に、9つの高い峰々。

 神様が九人。この辺、日本人だよね。多神教の日本神道のせいだと思う。

 この世界観を使って、時々、取り留めない物語を書いたりは、していた。

 実は、一番初めに書いたのは、中学生時代。

 銀髪の男女の双子の妖精のお話。途中で頓挫しましたが。

 ・・・銀髪の男女の双子・・・

 「グインサーガじゃないの?」ってお気付きの方、いらっしゃると思いますが、

 ハッキリ言います。さあが書いたのは1976年です。
 
 グインサーガの発行は、1979年。さあは18歳になってました。

 で、グインサーガ読んで、こりゃ太刀打ちできないと思い、

 銀髪の双子のお話は、捨ててたの。

 ところが、グインサーガは、原作者の栗本薫氏死去により、未完。

 その直後から、さあは、何かに取り憑かれたんだ。

 何か・・・多分、グインサーガの神様に。

 その神様は、さあに、「ファンタジーを書け書け」ってシツコクけしかけ

 「だって、グインサーガワールドに匹敵するワールド、持ってるじゃない。

  登場人物だって、いっぱいいるじゃない。書けるでしょう?」って、

 繰り返し繰り返し、けしかけ続けるもんだから、ついにさあちゃんは、

 書いちゃった訳です。

 「風の歌」を。

 登場人物が嵐の5人だって言うのは、ご愛嬌って事で。

 真の主人公は、銀髪の双子の、男の子の方。ジル・・・

 ジルコニアス・バルツデリウス。

 「ジルコニアス」は、だから、中学生の時のネイミングです。

 そして、「クァランドール」も。そのまま使いました。

 この世で結構珍しい、頭文字「Q」の単語。

 まさか、自分でメールアドレスに使う羽目になろうとは・・・

 と、言う訳で、「Quarandolle」は、クァランドールと発音して下さいね。

  ではまた。ちりめん細工しなくっちゃ。

   今日も、お越し下さって、有難うございました。


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