付け足し・・・Quarandolleってなんだ?
そうでした。
Quarandolleったって、最近お近づきになった方には、分かんないんだった。
申し訳ありません。
2011年1月15日から2013年10月27日まで、
このブログで連載してた、ファンタジー小説「風の歌」に出て来る、
「地名」です。クァランドールと読みます。
地名って言うか、主人公達の活躍する世界の、一大文化圏の名前です。
かつて、クァランドール帝国って言うのがあった、と言う設定で、
だから、文字、話し言葉、生活様式、等が共通という、設定。
まあ、基本、中世ヨーロッパの封建社会、絶対王政が、モデルです。
昔々、さあが14歳の中学3年生の頃、友達が妖精物語を書いてまして、
そこに便乗する形で、物語を書き出したんだけど、さあって、その頃から、
屁理屈少女だったから、すぐに自分独自の世界を作り始めちゃったんです。
魔法も妖精も好きだったけど、やっぱり理論で割り切れて欲しかったんだな。
だから、中学生の知識で解る限りの、生態系と地理的条件を備えた、
世界地図を、勝手に作っちゃったんです。
北に氷雪の異世界、南に大海洋、東に魔の樹海、西に草原と砂漠。
中央に三日月形の湖、その真ん中に、9つの高い峰々。
神様が九人。この辺、日本人だよね。多神教の日本神道のせいだと思う。
この世界観を使って、時々、取り留めない物語を書いたりは、していた。
実は、一番初めに書いたのは、中学生時代。
銀髪の男女の双子の妖精のお話。途中で頓挫しましたが。
・・・銀髪の男女の双子・・・
「グインサーガじゃないの?」ってお気付きの方、いらっしゃると思いますが、
ハッキリ言います。さあが書いたのは1976年です。
グインサーガの発行は、1979年。さあは18歳になってました。
で、グインサーガ読んで、こりゃ太刀打ちできないと思い、
銀髪の双子のお話は、捨ててたの。
ところが、グインサーガは、原作者の栗本薫氏死去により、未完。
その直後から、さあは、何かに取り憑かれたんだ。
何か・・・多分、グインサーガの神様に。
その神様は、さあに、「ファンタジーを書け書け」ってシツコクけしかけ
「だって、グインサーガワールドに匹敵するワールド、持ってるじゃない。
登場人物だって、いっぱいいるじゃない。書けるでしょう?」って、
繰り返し繰り返し、けしかけ続けるもんだから、ついにさあちゃんは、
書いちゃった訳です。
「風の歌」を。
登場人物が嵐の5人だって言うのは、ご愛嬌って事で。
真の主人公は、銀髪の双子の、男の子の方。ジル・・・
ジルコニアス・バルツデリウス。
「ジルコニアス」は、だから、中学生の時のネイミングです。
そして、「クァランドール」も。そのまま使いました。
この世で結構珍しい、頭文字「Q」の単語。
まさか、自分でメールアドレスに使う羽目になろうとは・・・
と、言う訳で、「Quarandolle」は、クァランドールと発音して下さいね。
ではまた。ちりめん細工しなくっちゃ。
今日も、お越し下さって、有難うございました。
関連記事